やまけんの出張食い倒れ日記

マスタード造りとレンテンローズと、OM-3にSIGMAレンズ

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この土日は久し振りに、両日休みを取ることが出来た。オープンキャンパスやら入試選抜やらで、あまり土日休める日が無い一年だったのだが、二日休めると心理的にとても楽になる。ジムにも行ったけど、おおむね寝て、録画した料理番組を消化してました。植野食堂の再放送をヘビーに観てるけど、最高にいい番組だな。

さて、ソーセージにつけるマスタードが切れてしまったので作ることに。我が家ではマスタードは買うものから自家製で作るものに移行しつつある。マスタードシード(イエローとブラウンを3:1くらいの割合で)を水に漬けてふやかしてすり鉢で摺り、ヴィネガーと塩、蜂蜜を加える。今回、酢は富士酢プレミアムと白ワインヴィネガーを半々で作ってみた。

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マスタードシードは大津屋商店で買って、カメラ用の防湿庫に入れて保管している。インド食材店で安く売ってるけど、いつのだかわからない。大津屋なら安心だ。カップ2杯分で中くらいのすり鉢いっぱいに出来る。すりつぶすのがけっこう大変で、ハンドミキサーを使ったこともあるが、どうもすりこぎで摺った方が気分的によい(笑)

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こういう時のためにとってある空き瓶を煮沸消毒して格納。ここで半日くらい蓋をしないでガスを抜いて、ねかせておく。だんだんと味が落ち着いておいしくなる。ドレッシングを作る時に乳化剤の代わりに入れるのだが、自分でどっさりつくっておけば、気兼ねなく使うことができる。

以前、ドイツで「こんなに旨いマスタードがあるの!」と感動した、ワインの絞り粕入りマスタード(赤いやつ)みたいなのも作ってみたいと思うのだけれども、マスタードになにを入れ込むとああいう味になるんでしょうねえ。

それはそうと、OM-3の話。マイクロフォーサーズ機を使うメリットは、選べるレンズの幅が広いということだ。OMDSとパナソニックの二大巨頭に加えて、マイクロフォーサーズ規格に参画するレンズメーカーのものを選ぶことができる。サムヤンとか中国メーカーの躍進も目を見張るものがあるが、そうした新興勢力とは一線を画すのが会津に本拠を置くSIGMAである。SIGMAがマイクロフォーサーズの一角にいてくれて本当に嬉しい。

そのSIGMAレンズのなかでも、一番着けることが多いのが30mmf1.4。フルサイズ換算で60mmの標準域を撮るレンズだ。

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もとはAPS-C用のレンズをマイクロフォーサーズにしてくれているのだが、それほど大柄で無いのが助かる。ちかくのマンションの植え込みでレンテンローズが可憐だったので、撮影。

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f1.4の大口径とはいえ、実焦点距離は30mm。それほどボケないだろうと思うかも知れないが、寄れるので、相対的にある程度のボケ量もかせぐことができる。

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SIGMAはブランド変更をして、Σマークにすると発表した。前回のブランドデザイン刷新から数年しか経っていないような気もするが、変わり続けていくというのは素晴らしいことだ。

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美しいレンズに加えて、わが動画主力機であるSIGMA fpの発展形としてBFという、素晴らしく趣味性の高い、そして孤高の存在となり得るカメラも出た。

このSIGMAがずっとマイクロフォーサーズ連盟を大切にしてくれると嬉しい。