やまけんの出張食い倒れ日記

10月の新渡戸祭で出されるカレーのプロトタイプはバーモントカレー!? やっぱりジャパニーズカレーの代表格は懐かしくおいしい。

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暑い夏が続きます。五反田から新宿へ出て、丸ノ内線で東高円寺を降り、なるべく日影をつたいながら学園に向かうのだが、その行きだけでもう汗びっしょり。ここのところ日射の強さが気になってしょうがない。紫外線だけではないだろう、なんだか物理的な重みを持って肌に突き刺さってくる。UVカット日傘、買おうかな。

冒頭の画像は、学生たちからの差し入れ。夕方に事務処理をしていた時に研究室のドアがコンコンと。

「料理サークルでカレー作りましたので、食べてくださーい!」

とうれしい一品! 実にベーシックな日本カレー。これはもうハウス食品のバーモントカレーですな。おいしくいただいて皿を洗って、フードラボという教室に持っていくと、サークルのみんなが試食しているところだった。どうやら、10月26(土),27日(日)に開催される新渡戸祭でカレーを出すらしい。 えっ まさかバーモントカレーで出すの? と思ったら違うそうで、今日のは最初のエンジン始動段階、これからレシピを練り込み、オリジナルカレーにもっていくのだそうだ。いいねえ、楽しみだ!

バーモントカレーには思い出がある。高校を卒業してプータローしていたとき、東北の芸能・祭りを巡る自転車旅行をしていた。岩手の一関市が誇るジャズ喫茶「ベイシー」で音楽を鑑賞し、さて野宿する場所を探そうと、橋の下に自転車を下ろそうとしたら、お酒が入っているらしい、機嫌のいいおっちゃんに声を掛けられた。

「おうい、野宿するのかい?それならうちにおいでよ、泊めてあげるからさ」

え、いいんですか?とついていくと、その方の家は種苗店、つまり野菜や花の種屋さんだった。

「母さん、この子、泊めるからご飯食べさせてやって」

「あらあら、自転車で旅行してるの?埼玉から?」と、出していただいたのがバーモントカレーだった。これがもう、いまだに思い出してしまうほど美味でしたね、、、忘れられない。

10年以上経って、お礼を伝えにお菓子折りを持っていったら、ちゃんとその種屋さんはまだありました。

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この木、学園内で花を咲かせているのだけれども、なんて木でしたっけ? わたし、食べられるものにしか関心がないので(笑)、木や花の名前がぜんぜんわからんのです。

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ちなみに、東高円寺にはあまり良いカレー店がありません。そこだけが残念なところだ、、、学生諸君、おいしいカレー、待ってます!