シイタケパスタという意欲作をおいしくいただいたカルボナリ党にまた行こうと数度試みたが、お店が満杯の日などもあって、フラれていた。今日は運良くカウンターが空いていた（が、テーブル席は埋まっていてやはり人気！）ので滑り込む。
限定10皿でこの店の人気メニューというラザニアグラタンもあったが、今日はトマトベースのロングパスタを食べたかったので、標題のものを。
前菜＆サラダがやはりうれしい。野菜にヴィネグレットソースがしっかり絡んでいて、しかもよい味付け。こうやってサラダにドレッシングをきちんとボウルで振ってまぶし、野菜に絡ませてくれる店は評価しないといかん、と思う。ま、イタリアだとヴィネグレットよりもオリーブとリモーネと塩で、という感じかもしれないが、やはりこの店のシェフのフレンチ修行がミックスされているのだろう。
ということで、シラスが予想よりタップリ乗ったパスタ到着。あ、300円増しで大盛りにしてます。
ああ、なるほどね、この店のトマトソースは香味野菜や甘さは加えず、トマトのうま味と香りを前面に出しているハード系だ。ストレートでメッセージ性がある。シラスの塩気とトマトの香り、そしてサッと揚げたナスの甘さが加わって、スパゲッティが進む進む。ディチェコのスパゲッティーニだと思うが、心地よい食感。おいしいです。
米なすの、と書いているのだからしっかり具も入っててほしいと思ったら、かなりゴロゴロ。満足です。
学校に戻ったら、なんと！
調理の堀先生が「山本先生、昨日、実習でパンナコッタを作ったので、先生の分が冷蔵庫に入ってますよ」と！
ドルチェまでついてきたよ、、、
僕はパンナコッタのこの玉子の白身感が大好き。本当においしいドルチェだよねえ。ティラミスも好きだけど、クラシックタイプのパンナコッタ、大好きだ。
うちの母が昔から占い大好きな人で、子供の頃に算命術の先生に家族を占ってもらったそうだ。その先生、僕について「この子は『食人』の星の下に生まれているから、一生食べることには困らないし、たべものに囲まれ続ける運命だよ。」と言っていたらしい。できすぎだなぁ、と思う話だが、本当に子供の頃からたべものに関しては恵まれ続けている。ありがたいと感謝しております。
今日のお昼も豊かだった。シェフ、そして堀先生、ご馳走様でした！