新渡戸文化短期大学の日々が続いています。今日も素晴らしかった! 朝からの重要会議のあと、すぐさまエシカルフード概論。おそらく短大ではぶっちぎりに初であろう、エシカルという言葉を冠した講義。
今日は愛知県の名古屋に本拠がある、アルファフードスタッフの浅井紀洋社長に登場していただき、オーガニックとは何かという講義。
浅井さんはオーガニック界の若きスター!と勝手に思っている。オーガニックスーパーであるビオセボンで目をひく、量り売りのドライフルーツ&ナッツ類はすべて浅井さんの会社で輸入され、検品、リパックされたもの。もちろんすべてがオーガニックだ。それだけではなく、自社が商社機能を発揮して集めたオーガニック素材を用いた加工食品までも開発。協力会社がオーガニック認証を取得できるよう指導もして、いままでになかったオーガニック食品を世に出している。
講義は、同社の食品をいただきながら実施。浅井さんからご提供いただきました、ありがとうございました! 学生諸君、君たちとっても幸せ者なんだぞ、わかってる?
浅井さんの話を真剣に聞く学生達。この人たちはSDGsネイティブの世代ですよ。
それにしてもアルファフードスタッフのオーガニック食品、素晴らしい! とくに新製品であるスモークナッツがおいしいことこの上ない。もともとは金平糖を作るメーカーさんが、認証を取得した上でチャレンジしたものが「塩っぱいもの、作りたかったんですよ!」ということで、スモーク設備を導入してこのスモークナッツができたそう。マジ旨いです。
それと、オーガニックオーツバー。ザクザクした食感が最高においしいオーツバー、チョコやレーズンが入っているが、これもすべてオーガニック。JAS有機認証がついたお菓子、実に稀少で貴重だが、それが当たり前になっていってほしいものだ。
さて、講義を終えてまたいろいろな事後処理的業務に埋没していたら、、、
「やまけん先生、今日はスターシェフがいらっしゃっている日で、「Shojin 宗胡」の野村大輔シェフが作ってくれたお膳、持っていきますね」と、、、
うっわ、ヤバい! そうだ今日はスターシェフの日だったんだ! じつは新渡戸文化学園は全日本食学会と提携しており、学校給食のメニュー提案を数々の素晴らしいシェフがしてくださるのだ。
今日はあのすばらしくおいしい精進料理を作る野村さんがいらしていたのだ。すぐに部屋に伺って挨拶。更科堀井の堀井社長もいらっしゃって、挨拶できてよかった。
挨拶を終えて、じっくり自分の部屋でお膳をいただいたが、、、 マジ旨ぇ!
本当に精進料理なの!?と思う濃度とバランス。すべて植物性なのに満足感半端ないです。すばらしくおいしかったなぁ、、、
やっぱり食に関わる学校に奉職できて、幸せです。来年度はもっとこんな動きを加速させようと心に誓ったのでした。