札幌駅から歩いて5分。北海道大学に散歩に行かない手はない！　来たらぜひ北大マルシェで、北大内で放牧された牛乳を飲んでほしい。　その夜、北一ミートが営む「ニクヤガボタイ」にて、北海道で数少ない、ちゃんとしたドライエイジドビーフをいただいた。

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さてさて、札幌駅を降りたら、ぜひ北海道大学に寄って欲しいんです。だって道庁所在地である札幌駅から北大キャンパスの正門まで、たったの5分！　こんな大学ありますか？　東大だって東京駅から5分のところにはありませんぜ。しかも北大内は、本州から来た人なら「北海道に来たぁ～」とうれしくなるような風景ばかり。




そんな美しいキャンパスに至る前に、北大マルシェという施設がある。



なんでここに来て欲しいかというと、この店（だけ）で、北大の中で放牧している牛から搾った牛乳を呑むことができるのだ！

そう、以前にも書いたと思うが、北大キャンパスの札幌駅と反対側のエリアは広大な牧草空間となっていて、ここに牛や羊が放牧されている。もちろん農学部の教育の一環である。
そして、当然ながら搾乳もしている。


搾られた生乳はそのまま、指定団体を通じて販売するのだが、北大マルシェはチーズ作りの原料分を買取チーズを作り、牛乳を販売しているのだ！

札幌はこれからが春で、一番草の季節が6月辺りだろうか、5月後半くらいからおいしい牛乳が飲めると思う。
青草を食べている牛のお乳は、は飲めばわかりますよ。素晴らしい香りと甘さだから、、、
そういえば驚いたのだが、農学院へ向かう横にあるこの建物。

なんと中を改装して、各地の北海道ワインを集めて展示する施設になるそうだ。もちろんテイスティングや販売もできるらしい。北大はどこへ向かおうとしているのか、、、でも、いい感じ。チーズ館もやって欲しいなあ。道産チーズが増えすぎて、試食しないとどれがいいかようわからん。有償でテイスティングできたら、いいと思うんだよなあ。

さて夜。

ススキノ方面に歩いて、「ニクヤガボタイ」へ。

その名の通り、肉屋が母体となっている肉バルだ。



運営は北一ミート。札幌の肉屋では大金畜産さんがいちばん力が強いというか、勢力が大きいと思うが、北一ミートは第三勢力といったところだろうか。しかし田村社長はなかなかに熱血漢。帯広畜産大学と共同研究で、ドライエイジングに必要となる微生物を特定し、安定した生産ができるようになっている。
だからドライエイジドビーフを食べるのが楽しみなのだが、この店は前菜も旨い。

おまかせ三種盛り合わせ、パテも豚軟骨もおいしいです。

そしてクラフト生ハム。

北一ミートは道産豚の生ハム製造にも取り組んでいて、田村さんはスペインのハモン・イベリコの産地をなんども訪問して弟子入りしている。

ぜひ食べてみてください。
さて、ドライエイジドビーフに行こうか。グラム28円、だから100g食べようとおもったら2800円。高いと思うかも知れないけれども、エイジドビーフはそんなもんです。和牛のA5の上の方の肉もそうでしょ。
当然ながら店内に熟成庫はなく、カットしたエイジドビーフが置いてある。
店内熟成とかね、よっぽどでないと難しいから。

さて、北一ミート謹製のドライエイジドビーフ。

素晴らしい。　正しく熟成されています。
札幌でエイジドビーフを食べたかったらここだな。しばらく前までは、北洋銀行のビル内にあった「43°」という店がおいしかった。ここはあのびっくりドンキーを運営するアレフがやっていた店で、あれはちゃんとしてたなー。コロナ禍でなくなってしまった。本当に残念、、、
北一ミートもぜひ、高級ラインのステーキハウス出してほしい。Tボーンやってくださいよ、田村社長！

さて、実はこの店のシェフは中華料理の職人さん。だから、メニューにはフレンチ系のみならず中華料理が並んでいる！　よだれ鶏、すばらしく美味しい。
〆は、牛肉の麻婆豆腐！

これはね、たしかにおいしいです！

ｋ今度は中華系メニューだけで責めてみてもいいかもしれない。
札幌で行く店がいくつか消えたけど、新しい店もできている。ちょっとうれしい夜だった！　そして最大の衝撃は、昼間にあるのだった。次回要注目！