やまけんの出張食い倒れ日記

英国でエシカル消費を牽引するエシカルコンシューマーの中心的人物ロブ・ハリスンが、また我が家に来てくれた最良の夜。明日火曜日、ロブが登壇するシンポジウムが徳島県で開催されますよ。

2022-10-24robharison

昨日は素敵な日曜日の夜となった。英国のエシカルコンシューマー(https://www.ethicalconsumer.org/)を率いるロブ・ハリスンがご飯を食べに来てくれたのだ。

消費者庁の一部が設置されたことで、エシカル消費の普及にも力を入れている徳島県が、こんなシンポジウムを開催。そこにロブも登壇するのだ。明日の火曜日、無料で登録も必要無しにオンライン視聴できるので、ぜひ観ていただきたい。

■とくしま国際消費者フォーラム2022
https://www.pref.tokushima.lg.jp/world.consumer.forum/2022/

ロブ・ハリスンについてはこの過去記事をご参照。

■エシカルとはなにか、について考える時、多くの人が彼の意見に耳を傾ける。イギリスで1980年代から続くEthical Consumerの中心人物・ロブ・ハリスンのこと。
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2020/01/30008.html

北大での博士論文の調査でマンチェスターのエシカルコンシューマー本部へ彼を訪ねたのが2014年9月。エシカル消費のこと、それを普及していくためのアクションについて根掘り葉掘り聞いた。その翌年も調査で訪問。そして彼がシンポジウム登壇で日本に呼ばれる時に「シンポで日本に行くよ」とメールしてくれて、そこに参加。その打ち上げの席で翌日の彼が完全フリーだと言うことが分かって、「思い切ってご飯食べに来る?」と誘ったのだ。「It sounds nice.」と、ロブは我が家に来てくれた!

そして今回もいきなり「来週、日本に行くけど会おうか?」とメールが。土曜日の遅いランチに、先日発表されたTカードのエシカルフードアクションスコアを進める瀧田さん、そして日本のサステナブル・シーフードの牽引車である佐々木ひろ子さんとともにビールを飲む。

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帰り道、いやー、今年もロブに会えた、ラッキー!と思ってたらうちの妻がロブに「明日、時間あるならまたご飯食べに来ない?」と聴いているではないか。「嬉しいね」とロブ。

ということで妻と頑張って作りました。

菊の花(もってのほか(赤)と阿房宮(黄)をミックス)とコハダの酢の物。
万願寺トウガラシの炊いたん(飯尾醸造お酢レシピ)
葉野菜とトマト、秋カブのサラダを自家製タマネギドレッシング(有元葉子先生レシピ)
緑ナスとレンコンの炒め物
白菜とちりめんじゃこのピリ辛炒め煮
白身魚のお刺身五種
きつねそば(新得のはら農場の十割そば、襟裳の高橋さんがとった日高昆布60cmでとった出汁、福知山市の高橋さんの干し椎茸出汁)

ロブも満足してくれたようです。

そして、ロブの原稿も掲載している拙著「エシカルフード」を献本!



というか、掲載誌を送る手配はしたのだけど、「届いてないんだよ」というのだ!マジかよ、、、ホントにゴメン。

色んなことを話したけど、ロブは本当に真摯な素敵な人です。また我が家にビール飲みに来てね、ロブ。