さて、鹿児島全共を終えて僕が向かったのは、曽於・有明方面の、海を望む志布志市。翌日に所要があるのだが、この移動がまた大変。というのも、公共交通機関がバス以外無い状況なのだ。そのバスも、鹿児島市の中心地から出ているものはほとんど無く、なんと鹿児島空港に行って、そこから志布志行きのバスに乗るというのが最短で、1時間50分くらい。しかもですね、空港からの長距離バスだから、きっとリムジンタイプだろうと思ったら、思いっきりローカルバスでした。
志布志駅という終点について、「駅っていうんだから電車通ってるんだよね?」と思ったら、通りがかりのおっちゃんが「どっからきたの?東京か。この駅はね、もう電車が来ないんだよ」と問わず語りに。そうなのか、、、
ただ、この駅舎は観光案内所を兼ねているので、絶景ポイントなどを聞いておく。しかも、レンタサイクルがある!
じつは出張先ではよくレンタサイクルを使う。最近は電動アシストがついているものを貸してもらえるので、遠出も怖くない。本音を言えばMTBやロードタイプがあればもっと嬉しいけど、贅沢言いません。
自転車を借りて地図をもらい、ホテルにチェックイン。周辺の店で、せっかく海に面した志布志なのだから魚を食べに、、、と思ったのだが!
この日は振替休日で、なんだかほぼ駅周辺の飲食店がやっていない! 有名なまるちょんラーメンは空いていたものの、規制してきた人達だろうか、大行列。ということで、ホテル横のスーパーの鮮魚コーナーを覗くことに。
出張先では、飲食店に入るだけが食の楽しみではない。スーパーに行けば、かならずその地の食文化が売場に反映されている。そこからチョイスを楽しむのが吉なのだ。ただ心配なのは、業態がディスカウントストアなんだよな、、、というダイレックスの食品売場に行くと! 鮮魚コーナーにはすばらしく鮮度の良い、鹿児島または宮崎で水揚げされた魚の刺身が、390円とかで売っているではないか! やったーーーーー これに白飯を加えて、、、
刺身定食である!
鹿児島県産のサワラのにぎり寿司、天然ヒラマサ刺身、宮崎の天然バショウカジキ(ハラカミ!)、エバ(クロヒラアジ)、ミズイカ、、、すべて天然物で近海産である!!!
これを食べるにはやはり現地の醤油だよなと思ったが、カラメル色素、甘草はいいとして、サッカリンは使ってるとどぎつくなるので、やだなとセレクトしたのがフジシンのうまくち。
これが、、、
なかなかによい!
すばらしい刺身でした。定食屋やお寿司やに行きたい店もあったのだけど、今回は縁が無かった!!!けど、最大限楽しめました。
一眠りして、陽がだいぶ暮れ始めた頃に、景勝地撮影。観光案内所のお姉さんが「志布志湾を見下ろすポイントありますよ」と教えてくれたのが、陣岳国際の森という場所なのだが、、、
坂道がヤバくて死にそうになった、、、「電動アシストあれば大丈夫です!」と言ってたけど、さすがに心臓バクバクだよ、、、
でも、本当にいい景色でした。
帰り際、権現橋を渡ろうとしたら、もこっとした可愛い里山が。あ、これ神社があるな。とピンとくる。
僕は何を隠そう神社が好きだ。いや、特に神道に帰依しているわけじゃないけど、神社のある空間が清らかに感じ、好きなのだ。近くまで行ったらやはり、ふもとに鳥居があって、石段を登ったところに神社が祀られているようだった。ただ、レンタサイクルの返却時間まで10分もなかったので一礼して、志布志駅へ。
さて、この夜に僕は何を食べただろうか!? やはり夜もあまり店は開いていない。答えは、、、九州が誇るファミレス「ジョイフル」にて、チーズインハンバーグ(笑)久しぶりに入ったけど、ジョイフル志布志店の店員さんたちのホスピタリティは最高だね! 楽しみました。
以上、鹿児島の旅はまた最高でありました。