ただいま全共からホテルに戻り、撮影したデータの処理中です。これに30分くらいかかってしまうので、その間にやることがいろいろ。まず、何はなくともカメラの充電。
ほんとにいい時代になったなあと思うのが、USB充電。Z9の大容量バッテリーでも、USBのPDで充電できてしまう。Z6にも同時に充電できるようにするために100WのPD充電器を持ち歩いているが、至極快適だ。
そして、それと共に行うのが撮影データのバックアップ。
こんな製品を使っています。今ひとつメーカー名がよくわからないんだけど、標題に書いてある型番。よほどマニアックな製品です。いわゆるフォトストレージで、撮影後のメモリーカードを挿入すると、内部にあるSSDなどの記憶媒体にフォルダを作成して、コピーしてくれるというもの。
便利なのは、同じファイルはちゃんとスキップして、新しく生成されたファイルのみをコピーしてくれることだ。それがないと意味がない。そして、そうした製品は以前はあったんだけど、いまやあまり販売されていないのだ!
この機器、SDカードやCFexpress/XQDのカードなど様々なインターフェースに対応している。僕はもちろんCFexpressとXQDユーザーなので、それに対応したモデルを購入。
なんと嬉しいことに、SDカードスロットもマイクロSDスロットも着いているので、別マウントのカメラでもOK。もちろんCFastカードだと、それ専用のインターフェースをもつ製品が必要。
シリコン製のショックガードを外すとこんな感じ。
購入時には記憶媒体が入っていないので、裏のネジを回して分解して、SATAインターフェースの好きなドライブを入れる。電池も入っているので、HDDでも大丈夫だったと思うけど、さすがに今の時代、衝撃耐性を考えてもSSDでしょう。僕はサンディスクの1TBを入れている。
1TBあれば、Z9で一回の撮影で1000枚撮ったとしても、おおむね8回は128GBのカードをバックアップできる。十分だ!
こんな風に、ちゃんとデータを照合しながらコピーしてくれる。撮影の合間にこまめに刺してバックアップすることで、「もうすぐカードが満杯になっちゃう」という場合でもすみやかにバックアップし、安心してカードをフォーマットすることができるわけだ。
ちなみに、このNPS-10にコピーした後は、今度はUSB-TypeCのケーブルでPCと接続する。そうすると外付けSSDとして認識され、PC側にコピーすればよいという簡単さ。残念なのは、SATAドライブであることと、USBの仕様があまり高くないらしく、それほど転送速度は早くない。けど、十分である。
バックアップのためにPCをいちいち立ち上げるとか時間がかかるし、そもそも持ち歩くノートPCにはそれほど領域が空いていないこともある。そうした煩わしさから解放されるので、この製品を購入して本当によかったと思う。
なお、一年前の交通事故でこいつもぶっ壊れて、銀一さん経由で修理したけど、戻ってくるまで三ヶ月以上かかった、、、もう壊れないでネ!