大阪二日目の昼は、ニシガイチが教えてくれた「ガル」へ。地下鉄駅からあるく道すがら、古いビルの風情がイイ。
ガルは、本家湯島デリーで働いていた人が大阪で出した店。だから、テイクアウト商品に紛れてデリーの銀座デリードライカレーペーストも販売している。いいですね、関係良好ということだよね。
11時30分開店なので11時10分に店前に行くが、すでに一人並んでいた。そして、この後長蛇の列、いや猛蛇の列に！
一巡目に入れるのがいいので、少し早めに行くことをお薦めする。
ツレはもちろんこの男。おそらく親戚よりもこいつと会っている回数の方が断然多い、、、
オーダーはもちろん、ベジラムキーマ。前回はニシガイチがこれを頼み、僕はメニューの筆頭に書いてあったチキンを頼んだ。でも、一口食べさせてもらったベジラムキーマの美味しさにノックアウトされ「次はこれをフルポーションで食べたい！」と思っての再訪だ。
ベジとあるように、ラムキーマの上に色んな野菜が載っているのだが、ちゃんと味または食感、香りがあるものばかりであって、ともすれば平板になりやすいキーマを彩り、楽しいものにしている。
うまい、、、 としか言いようがない。 本当にうまい！
ラムの香りとクミンやコリアンダーといったスパイスの相性たるや最高だ。濃厚なスパイシーキーマに、ベジ類がちゃんと主張して縦方向の美味しさも入る。
しかし！ このガルのカレーをおいしくする最高の脇役がこれだ。
たまねぎのピクルス、、、といっても、ピクルスと言うほどに酸っぱくつけ込まれたものではないのだが、これをドサァっとかけていただくのが大吉なのである！
辛みはしっかり飛んでおり、醤油と甘酢を合わせたような甘さと酸味、シャクシャク感が絶妙なタマネギピクルス。これがベジラムキーマに加わることで、美味しさが5倍くらいに拡がる！
ラッキョウはタマネギと同じくネギ科の植物だが、ラッキョウの甘酢漬けはスパイスカレーに合わせるには酸が強すぎる節がある。と考えたときに、やや刺激の柔らかいタマネギを甘すぎない酸で漬けたものをカレーに合わせるというのは、とても理にかなったコンビネーション。そしてラムキーマとの相性が素晴らしくよい！
いや、また食べたい。書いていて口中に唾がこみ上げる。
ちなみに、、、 もう一皿、季節のメニューが出ていたので、二人で食べようと言うことでお願いしていました。
季節限定の冷やしラッサムキーマ。あれ？普通のベジラムキーマにピーマンの炒め物がついているという感じ！？ と思いきや、冷え冷えのラッサムがついてくる。
これをかけて食べましょう、ということらしい。なるほどねーーーー
ただ、基本のベジラムキーマを超える体験ではなかった旨、お伝えします。
1.5杯分食べたけどその場で「また食べたい！」と本気で思う味です。次はいつ行けるかな、、、