待望のニコンZシリーズ用のマクロレンズ、いやマイクロレンズである105mmが出た!
発売当日、「届きました!」と連絡を受けたものの、その日は朝から日大での非常勤講師で、どうしてもとりに行けない日程。そしたらあろうことか妻が「取りに行ってあげようか?」と嬉しい申し入れを、、、雨の中、新宿に取りに行ってくれました。ありがとう、ありがとう、ありがとう!
冒頭の写真は月曜日からの出張先である高知のホテルで簡易的に撮ったもの。後ろに並んでいるのは天下のZ50mmF1.2。大柄な50mmとそう変わらない体積にみえると思うけれども、重量に関していえば大幅に105mmのほうが軽い!f2.8とf1.2ではこんなに違うのね、という実感だ。
鏡筒は長いが、これはZシステムの宿命なので仕方ない。その分、画質がよい方向へ転嫁されているとのことなので、我慢します。
明けて土曜日、とりあえず近所で植物を撮りまくる。
イイギリの実がもう着いていた。赤熟するのがたのしみ。
中央右の粒に寄ってみた。AFがなかなか合わないな、とこの時感じていたのだが、後日気づいたのがファームウェア。Z6ボディのファームをアップデートしていなかった!現在はアップして快調に動いてます。
カーネーション。花びらのフリル部に寄ってみたら、、、
うわっ こんなに寄れてしまう!もちろん手持ちです、なーんもしてません。ISO1800でf4.5。三脚に据えて撮ればISO200くらいでノイズ少なく撮れることでしょう。
最近我が家に来た、アフリカ原産という派手な柄の子。造花か!?と思ってしまったらホンモノでした。これ、小さいんですけどね、寄ってみたら、、、
寄ったらますます造花みたい!? 表面に空いている微細な穴までみえてしまいます。
鹿児島県の指宿の生産者さんから直接いただいたパキラちゃんも、、、
どこを撮ってるのかわからないくらいに寄れますね。
ペンタスの花が出てきたところ。マイクロレンズで寄るとうぶうぶした毛がたっぷり生えているのがわかる。
さて、カメラをさげてお外へ。
105mmという被写体を素直にパース無く描く絵面はとても心地よいです。
駅前のいつも通る植え込みが、非日常の風景に。
あー、 風が吹く中こういうの撮るときはやっぱり三脚が欲しい、、、
はい、ここからは食べもの編。
五反田でお寿司と言えば! ちょっといかがわしい店が並ぶ有楽街にある大衆寿司「馬太郎」ですねえ。銀座とは比べものにならない安さで、十分おいしいんですよ。
105mmというレンズは、中望遠ということもあってそれ一本ではお散歩レンズとしてはなかなかに難しい距離感なのだけれども、被写体にここまで寄れるというのはやっぱり標準レンズとはまったく違う表現となる。
そして、比較的ちいさな食材に寄るという機能を考えると、105mmはとてつもない性能を発揮する。
この練りウニは10g程度、つまり梅干し一粒くらいの体積しかない小ささです。
すべて手持ちです。
はやく出張先で、ライティングしての撮影をしたくなってきました。
来週の二本の出張でも持ち歩く予定!