昨年秋、飯尾君のおかげであのヴィラ・アイーダに初お目見えできた翌日、せっかく和歌山に来たので盟友の津田君とドライブ&ランチ。津田君は2003年あたりから農林水産省のRFIDタグを用いたトレーサビリティの実証実験で付き合いができたので、もう18年!になるんだなあ。
その津田君が「連れて行きたいところがあるんだよ~」というのがこの、和歌山市内の郊外にある、四季の里公園という広大な緑地内にできたフードハンターパークという複合施設。
といっても一望できないほど広いので、直売施設とレストランだけに限りましょう。
この時はちょうど夏秋の端境期だったこともあってそんなにギッシリ入荷があったわけではないけど、、、
じつはこの直売施設は、青果だけではなく加工品の取り扱いに力を入れている。
こうした、生産者やメーカーの開発商品を並べるだけではなく、このフードハンターパークのオリジナル商品も製作販売しているのだ。
直売所というのはもともと、生産者が持ち寄って自分で価格をつけるというのが売りだったわけだが、最近では「安売りの場所」となってしまっている側面がある。ここではそうではなく、自分たちのブランド構築も行い、きちんと価値訴求をしようという姿勢が観られる。ひとつの方向性だと思う。
ちなみに、、、この地域は日本における醤油のルーツと言われる地域に隣接しているので、醤油の棚も充実しているのだが、、、
この棚を観て、事情通な人なら「おおおっ ありえないことが起きてる!」と思う人もいるかもしれない。が、その「ありえないこと」がなんなのかは、ここにはちょっと書きにくいことなのでナイショ。わかった人はよっぽど醤油通です。
なお、こういうところでは珍しく、冷蔵陳列ケースも充実している。
なんで!?と思ったら、このフードハンターパーク内にはキャンプ場、BBQスポットもあるので、そこで食べてもらうための食材提供もしているのだ。
「それでね、ちょっと連れて行きたかったのが、このパークのレストランエリアなんだよ。」
というのでレストランエリアへ移動すると、、、
なんとも素敵な空間が!
入り口はいってすぐ右には、石窯焼きパンの工房がズドン!
中も見せていただいたのだが、、、
むちゃくちゃ本格的な石窯があって、そこでバリバリにパンを焼いている!
そして入り口から奥へ歩みを進めると、ここがメインの食堂なのだが、、、
調理場内になんと、ごはんを炊くかまどが並ぶ、いわゆる「おくどさん」がドンドンドンドンと4台!!
炊所(かしぎしょ)と名づけられたこのスペースのメニューがこちら。
なんといってもウリは、おくどさんで炊いたごはんだ!しかも、、、
2回までおかわり可能! やったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
四季の定食「秋」バージョン。もうすぐ春バージョンに変わるはずですね。
いちいちごはんが進むおかずが並んでいます。おいしい!
そしてこの日は、津田君が「これも食べて感想きかせて」という、和歌山のブランド牛肉も焼いていただく!
これを食べるなら、やっぱりおかわりしないとね。
はい、白飯に肉ときたら、、、
こういうフォーメーションだね!美味しくいただきました。
というわけで、和歌山を訪れるなら、晴れた日に四季の里公園内フードハンターパークに行ってみるのもおすすめですぞ!
津田君ごちそうさま!