望月製麺所といえば、北海道は登別で、ここまで国産小麦が注目される遙か前から、内麦で製造した麺を製造販売してきたすばらしいメーカーだ。先日、幕張メッセで開催されたスーパーマーケットトレードショーで、そろそろ帰ろうかなと思っていたら「やまけんさん!」と呼ぶ声が。マスクしてるのになんでわかるの?と思ったら望月社長が!
はい、業務向けがメインの望月製麺所だけれども、コンシューマー商品もこんなにラインナップが!
僕のおすすめは中断にある段仕込み醤油ラーメンとその左にあるあわせ味噌味。そして最下段にあるラーサラ三郎だが、、、
この度新しい商品が投入されたという!
それがこの「鰹だしかおる中華蕎麦」。
「うちに釧路の水産物の仲卸が実家の社員がいましてね。彼が、釧路で昔から食べていた味のラーメンを出したいというので、、、」
というこの製品、数袋いただいて帰って作ったらマジで旨い!
じつは望月製麺の強みは麺だけではない。スープ作りが異様に上手なのだ。北大に通っている時分、たまにだけれども、農学院キャンパスからだと歩いて20分くらいかかっちゃう距離にある「のるど」というラーメン店に行っていた。ここはなんと、望月製麺所の麺とスープを仕入れて、そこに独自の味わいを足して出す店だった。美味しい店だったが、やはりコロナの問題もあったのだろうか、閉店してしまったと聞くが、、、
何が言いたいかというと、望月製麺所が開発するスープは、それを使ったラーメン店が人気を博すほどの開発力なのである。
で、その麺とスープの開発をする泉田さんから「面白いの作ったから食べてよ」と送られてきたのがこれだ。ごらんの通り、安価に全国一律運賃で発送できる、日本郵便のクリックポストを使用している。
中にはギッシリ、麺とスープが!
なあるほど、これいいじゃん!というのも、以前からラーメン製品って包装過剰じゃない?と思っていたのだ。袋内にトレイがあって、麺とスープの袋が入っているアレ。麺に圧力がかかって潰れないようにという配慮なのだろうけれども、いまどきそうした包装資材は減らすに限る。
これで、麺とスープが4セットになんと替え玉1袋(スープなしね)入って、送料込み1080円!
このクリックポスト方式なら、受け取る方も実に気持ちよいと思うけど、どうだろう?もちろん、贈り物にしようと思ったら、こんな説明なしの荷姿は困るかもしれないけど、それは望月製麺所へのリンクや二次元バーコードを載せとけばいいような。ちなみに下記の情報になっております。
■リンク先はこちら→http://mochizuki-seimen.shop/shopdetail/000000000117/
しかもですね、このラーメン、先の「鰹だし」スープを使っているのだけれども、
それにしても驚くね、なんとこの麺、道産の「ゆめちから」100%の麺で、茹で時間50秒!
さっそく、近くの肉のハナマサにて、肉屋のチャーシューとメンマ、青ネギを買ってきて、卵を茹でてラーメン茹でました。
いやーーーー それっぽくね!?
実はこの時、麺茹で時間が50秒だとは識らず、すこし長めに茹でちゃった。でもそれでも美味しいよ。
まあとにかく麺に風味があって美味しいのだけれども、それ以上に鰹だしスープが素晴らしく旨い。かなり多めの湯で割っても美味しいです。なのにアミノ酸不使用なんですよ。
調子に乗ってもう一玉は、つけ麺にしてみた。
このスープ、つけスープにしてもぜんっぜん問題なく旨い!
望月製麺所の国産小麦ラーメンの美味しさをしってもらう入り口としてはとてもよいのではないでしょうか。しかも包装資材カットには好感持てます。でも、一番いいのはスーパーに望月製麺コーナーつくって、そこは包装資材なしで麺とスープをいろんな組み合わせで買える売り場があることだな。SDGsを声高にいうなら、そういう売場ができても良いと思う。
ということで、1080円で自分用、親族用、そして親しい友達用に送ってみることを強くお薦めする。味は保証するよ!
■望月製麺所のオンラインショップ http://mochizuki-seimen.shop/
もしまだ望月製麺所のことを識らないひとがいるなら、このラーメン以外にも、段仕込み醤油、合わせ味噌、ラーサラ三郎、ちょっと汁有り担々麺をおすすめする。ちょっと汁有り担々麺は本格的な汁無し系担々麺で、バカ辛いので、啜っちゃダメですよ(笑)
ご参考までに→
■ぜったいにすすっちゃダメ。むせ返るほど辛いラー油たっぷりの「ちょっと汁有り担々麺」が望月製麺所よりデビュー!しかもパッケージデザインは僕の本のデザイナー・和田さんだ!
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2012/05/9610.html