コロナを最大限に注意しながら、出張に来ております(久しぶり!)。
それも、学生時代からだからもうかれこれ30年の付き合いとなる、この人のもとへ。
そう、石川達也は昨年、長く務めた竹鶴酒造を卒業。しばらくその去就が騒がれていたのだが、「茨城の月の井酒造店からお声がけをいただいて、、、」ということになったのはここでも述べた。
その最初の造りのシーズンが始まり、搾ってもいるので、ぜひということで専門料理の取材として大洗町まで来させていただいた!
蒸した米をわざと老化させる「埋飯(いけめし)」の工程を終えた米。
石川達也といえば生酛(きもと)である。前日夜の生酛用の仕込みからみせていただく。
彼が、月の井酒造店の若き専務。もともと30年以上南部杜氏が仕込みをしていたこの蔵に、変革を求めて石川達也を招き入れてくれた。そして、酒造りの最前線に彼も立つ。
何か仕事をすると、終わってすぐ片付け、掃除をする。徹底して綺麗にするので、ほんとうに心地よい空間だ。
それにしても石川達也、人に恵まれてるな。月の井酒造の面々、すばらしい雰囲気であり、素敵な心の持ち主ばかりだ。
中央は社長の坂本敬子さん。あたたかくタツヤンを迎えてくれた恩人だ。
今年の酒は、月の井酒造店に注目!
この模様は次の次の号の「専門料理」の僕の連載で掲載する。お楽しみに!