そうだそうだ、竹中さんの野菜は、SIGMAのレンズ紹介のエントリにしか書いていなかったんだった。
北海道は十勝の音更町で、本格的な西洋野菜を栽培する竹中さん。コロナで苦しむ料理人にぜひ、うちの野菜を送りたいと言われ、何軒か紹介をした。うちにも野菜をおくってきてくれたのだが、開けてびっくりのすばらしい品質だった。
リーキはぶっくりと太って実においしそう。日本の長葱くらいの中途半端なやつを栽培しているのをよくみかけるが、やっぱりこれくらいのぶっといのでないとね。
そして、感動的においしかったのがエシャロット。
あ、市場で「エシャレット」と呼ばれているものとはちがいます、あれは若いラッキョウですからね。エシャロットはタマネギの仲間だけれども、はるかに香りと味が濃く、これをバターで炒めたものをソースのベースにすると味わいが大きく変わる。
そして、セロリアック。
この野菜を、日本のスーパーで購入するってことはなかなかない。まずスーパーが置かないし、使い方をわかる日本人が少ないからだ。ナショナル麻布やニッシンワールドデリカテッセンなど、外国人が多く訪れるスーパーならあるかもしれないが。
中はにんじんと大根の中間的な硬さ、案外ふかっとしている部分もあり。
千切りにしてレムラードに。レシピは樋口直哉くんのページを参照しました!
謎野菜紹介シリーズ「根セロリのレムラード」です。レムラードはマスタード入のマヨネーズソースの名前なのですが、もはや根セロリのサラダを指す言葉になっています。|樋口直哉(TravelingFoodLab.) @naoya_foodlab #note https://t.co/PxHGSEuqVQ
— 樋口直哉 (@naoya_foodlab) March 6, 2020
竹中さん、フレンチもイタリアンも、都内のレストランは大変なところが多いです。ぜひまた支援してあげて下さいね。
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