なにをかくそう、ぼくは路地というのが大好きだ。
路地とは大通りに面していない、狭い通路をいう。人や車の往来がさかんな大通りとは違って、細い路地にはそこに住む人達の生活が透けてみえる、気がするからだ。
そして、品川区は「おっ ここを入ってみたい!」と思う路地がけっこうある。
住んでる人達からすれば「なんだなんだ怪しげなやつが」といわれそうだが、なんとも路地というのは魅力的なのだ。駐車場の横で猫がもぞもぞと身体をアスファルトにこすりつけて掻いているのが観られるしね(笑)
さて、この道のりは都営浅草線の中延駅から歩いて、二葉町にある食肉卸・精肉店である小川畜産本社に行く道のり。
ここで現在、とある事業のため、短角牛の経産牛を熟成中。
東京都内できちんとした熟成を行うことができる施設はとても少ないのだが、ここはその一つ。
ドライエイジングは熟練の石田さんが担当。彼に任せておけば心配ない!
詳しくは私が書いた「熟成肉バイブル」をご覧あれ。
ちょっと驚いたのが、かなりの量の豚ロースも熟成をしていた。小川畜産グループは千葉県で大規模に養豚をしており、その原料をドライエイジングしたものもとてもおいしい。それが、なんと大手スーパーである●●●の製品になっているという!
えええええええええええええええええええ、40日ドライエイジングした豚の骨付きロース、つまりトマホークじゃん!
なんて製品を、それも一般向けのど真ん中である●●●の店頭で買えるの!? これ、1000円以下の価格で、クリスマスシーズン前後に販売予定だそうだ。見かけた人、絶対に買った方がいいよ。マジで旨いから。
そうこうしているうちに、併設の直売店が開いた。
小川畜産本店の直売精肉店、お薦めだ。かなりいい肉をお値打ち価格で売ってます。
ちなみに12月28~31日は歳末大売り出し! 品川区民は買い出しにいくといい。ただし、この辺は狭い一方通行の道に面しており、駐車は絶望的なので車は無理。西大井駅か中延駅あたりから徒歩でアクセス可能だ。あと、行列は覚悟してね。
歳末大売り出しでは閉じているようだが(お惣菜コーナーは26日で終了)、それまでに訪ねられるなら惣菜コーナーをごらんあれ。
ラードで揚げたコロッケ、メンチカツ、唐揚げ、一つで腹一杯になるスコッチエッグなどが安い!
メンチカツ、間違いなし!
カツサンド500円、いい豚使ってるのでトースターでリベイクすると絶対に旨い味!
ということで、路地探訪をしながら小川畜産へGo!!!!
石田君、ひきつづき熟成よろしくお願いします!