コロナでどうなることかと思っていたのだけれども、今年もやります、埼玉県飯能市の天目指峠(あまめざすとうげ)にある久須美陶房の佐々木浩章さんの個展!
久須美陶房については過去ログを。
■何を隠そう、俺は自宅の食器棚がすべてこの人の器で満たされたらいいのに、と思っている。埼玉県飯能市の奥の奥、その名も天目指峠(あまめざすとうげ)にある極楽・久須美陶房の素敵なステキな陶芸展が、10月3~8日、銀座で開催!
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2019/09/29931.html■久須美陶房展@銀座、本日最終日(17時まで)です。
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2019/10/29947.html
高校を卒業した年に、高校のあった飯能市の久須美地区にある佐々木浩章&玲子夫妻と出会い、当時やっていた和太鼓の関係で仲良くなった!
その後、久須美陶房は飯能のさらに山奥、天目指という地域へ引っ越し。佐々木夫妻は、仲間の手を借りながら完全にセルフビルドで素敵な家を建てた!
名栗の川と、そこに住むいきものが大好きな浩章さんらしく、家はほんとうに川ッペリに建っている。
自然の中にひょっこり在る陶房であることが、活き活きとした浩章さんの作品の源となっているにちがいない。
昨年のエントリに書いた、モリアオガエルのために、今年は専用の小池をつくって、そこでオタマジャクシが孵化するまでみまもっていた。
その風景の中に、あれっ、これって自然物だっけ?という風情で、浩章さんのm有機物のような不思議な作品達が置かれているのが最高なのだ。
ということで、今回の個展に出展される器をいくつか撮影させてもらったので、紹介しよう!
ちなみに、トップ画像にあるDM用の写真をこの日、僕が撮りました。元画像はこれです。
今回のために焼かれたのは、海川それぞれに生息する魚で、どれも中空になっている。川の中に魚が自由に泳いでいるところを撮りたいというリクエストで、川の中に三脚を立て、ニコンZ6にアオリを入れられるPC-Eレンズをセットし、魚の器すべてにピント面が来るように調整して撮影した。
魚をどうやって固定しているのかというと、、、
この写真でみえるだろう、ガラスの板に乗せて沈めている。ガラス板の枠がみえてしまうのは、Photoshopで消している。これを元に、仲間のデザイナーの西原直紀くんがDMに仕上げてくれたというわけだ。
さて、以下は出展される器たちである。
ふう~ 作成途中のものもあったので、まだまだ並ぶと思います。早い段階で売れてしまうことが多いので、買いたいなあと思ったら、はやいタイミングででかけることをお薦めします。
で、今回の逗留時の食卓は、、、
「やまけ~ん、こんなにでっかいイトヨリ、みたことないだろ~!」
色んな野菜とともに蒸し焼きにしたのを、、、
汁ごとごはんに!
マジでイトヨリって美味しいよね!ちなみにごはんは浩章さんが下の田んぼで育てているイセヒカリ。最高に美味しい。
浩章さんおとくいの、窯で火を入れるスモークサーモン。きっと、銀座の展示にも持ち込んで、みんなに食べていただくことになるだろう(笑)
玲子さんが作ってくれたおから入りのバナナケーキが絶品!
ということで、コロナもありますが、おかげで銀座はとても空いてますよ。みなさんぜひこの期間は銀座で遊びましょう!