やまけんの出張食い倒れ日記

OLYMPUSだからファンなんじゃない、OM-Dだからファンなんだ! オリンパスのカメラ部門事業譲渡の報と、パナソニックのVロガー向け動画カメラの期待できるリーク画像。マイクロフォーサーズはこれからもあり続けるはずだ!

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山積みのタスクを消化しながら一息ついてデジカメwatchを覗いたら、なんとオリンパスが映像事業を日本産業パートナーズ株式会社(JIP)に経営譲渡というニュースが。マイクロフォーサーズの愛用者で、OM-D E-M1markⅡユーザーである立場から一瞬衝撃を受けた。そうなるかも、ということは噂ではかなりたっていたのだけれども、本当だったとは、、、

映像事業の譲渡に関する意向確認書の締結について https://bit.ly/2A2zsu8

すぐさま中の人に連絡。2コール目で繋がって、こちらが何か言う前に開口一番「安心して!JIPさんはVAIOを復活させた会社だしカメラ事業が無くなることはありません!」ときた。彼らもずいぶん驚いたようだけど、でもカメラを作るためにOLYMPUSに入った人達はみな、もっと自由に企画できる環境になるはずだから、悪い未来ではないはずだ、と。

もちろん、社名は変わるけどね、ということだけど、別にオリンパスという言葉は、すくなくとも僕には関係ない。だってOLYMPUSのカメラだから買っていたということではないんだもん。という心の声を写真として表現したのが、上の写真なのですが、おわかりいただけますかね?

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オリンパスというメーカー名は、ぼやけててもみえなくても、もうどうでもいいんす、ってことです。

15年前、キヤノンのEOS KISSシリーズを使っていたときに、もっと小型で軽快に写すことができるE-400に出会った。ほどなく、フラッグシップ機として出てきたE-3と、主要なレンズ群を大人買いして、このブログの2000年代のほとんどの写真はオリンパス機で撮影をした。

一眼レフという機構にこだわっていては新しい世界を切り拓けないと悟ったオリンパスはパナソニックとマイクロフォーサーズ規格を立ち上げ、本格的なミラーレスカメラを世に問うた。ソニーがいまフルサイズミラーレスの主流を占めてはいるが、ミラーレス機の流れを作り出したオリジネーターはオリンパスとパナソニックなのである。

もちろんオリンパスのミラーレス初号機であるE-P1はすぐさま買ったし、じつはいまも防湿庫のなかに置いてある。このカメラは記念碑的な存在だから、、、手放せない。

そして、ミラーレス機のプロモデルであるOM-DのE-M1シリーズは、初代とmarkⅡまで買い求め、いまでも現役で使用している。正直、買い換える理由がないほど、完成されたカメラである。

ただ、オリンパスに言いたいことは山ほどあった。フィルムカメラ時代にPENという軽快な小型軽量モデルを創り上げた会社が、なんで重くてそれほど小さくないカメラばかり出すのか。いまやマイクロフォーサーズの小型カメラといえばパナソニックのGFシリーズである。

それ意外にもいろいろ、、、

でも、これからはそうした制約がバンバン外れて、魅力的な製品を出す会社に生まれ変わるはず、ですよね?

こうなったら日本産業パートナーズを応援するよ!ぜひマイクロフォーサーズカメラをよろしくお願いいたします。社名は、歴史的な流れからすれば「ズイコー」とかの社名になるんだろうか。ドキドキ。ぜひこれまで以上に尖ったカメラを出してくれ!

そして、今日はちょうどパナソニックのVloger向け動画カメラのリークもあった。

vloger

むちゃくちゃ魅力的じゃん!

ソニーが先日出したVLOGCAM ZV-1が話題だが、これはしょせん1インチセンサー機。僕は、自分がつかうセンサーサイズはマイクロフォーサーズが最小と考えていて、これ以下のサイズだと画質的に気に入らない。

マイクロフォーサーズはすでに多くの参加企業によって、レンズの選択肢が広いからね!そのどれもが軽く、フルサイズ用レンズに比べて安価ということも大きなアドバンテージ。

マイクロフォーサーズには未来がある、ということが確認できてホッとしたのであった。