いつも僕の牛を熟成してくれる、和牛卸のマルヨシ商事の特売がまた開催されるので告知協力。
【販売再び!】
— マルヨシ商事 (@Maruyoshi_wagyu) May 2, 2020
マルヨシ商事のお肉販売先行情報。
少し先の5/11より受付ですが開催致しますっ!
前回より色々増えた商品画像もTwitterにあげて行きます!
さらにTwitter企画
【アンガス牛ハンバーグ5個/1pac】
を抽選で50名様にプレゼントも決定!
もう少しお待ちを。#マルヨシ商事 pic.twitter.com/F4fQDY8fxM
えーと、むちゃくちゃ安いです。Twitterから予約するとさらに特典(ハンバーグ?)あるらしいし。
本来は毎月末に会社倉庫横で、地元周辺のお客さんむけにサービス的にやっていた特売。でも、いまは納品先のホテルやレストランが動いていないこともあり、また周辺消費者の「予約制でいいからまたやってよ」という声に押されて、めんどうな小売販売も始めたというわけ。
でも、社長の平井君に電話したら「いままで肉をカットしていた職人をかなり販売業務の事務方に回してるんですが、意外に売り込みが上手だったり、営業ができる子がいたりして、新発見だと思ってます」とのこと。まだ一人も解雇などしていないで踏ん張っているそうです。
僕的なお勧めは、なんといっても短角牛です。マルヨシ商事は北十勝ファームの上田さんとこの短角牛を契約購入してくれています。上田さんの短角牛を販売する業者さんはいくつかありますが、それぞれ部分肉から精肉にするタイミングが違うので、美味しさも変わります。どこがどう、というのは営業妨害になるから書かないけど。
その点、マルヨシ商事はドライエイジングにすることもあり、部位によっては部分肉にしない状態で仕入れ、自社で熟成をかけるので、美味しく仕上がるのです。前回の売り出しで短角すき焼き・しゃぶしゃぶ用を買い求め、同時に頼んだセットに入ってたUSプライムの薄切り肉と食べ比べをしました。もうね、USなんてホント食べたくないっていうくらいに短角牛の香りと美味しさが際立っています。
豚肉とかチキンとか業務用パックの商品が激安にみえるので、松阪牛や極上黒毛和牛と書かれている商品の価格がいきなり「高い!」とみえるかもしれません。でもね、これホント安いんです。内情を知っている僕からすれば「いいのかこの値段で」と思います。
黒毛和牛にも美味しいものもあれば、胸焼けばかりして食べられないものなど、いろいろあります。でもね、しゃぶしゃぶにしたらやっぱりA5ランクの和牛肉は美味しいものですよ。㉖のマルヨシ極上セットって、黒毛が2キロ以上じゃん。単純計算しても500円/100g程度なのでえらい破格です。
そして、ホテルやレストラン納品ができず困っているのは、青果業界でも同様。野菜や果物を販売する業態のなかには、「おさめ屋」さんといって、業務用に特化した業者さんがいます。小売業者向けの販売をしていないこうした人達はいま、大変でしょう。マルヨシ商事はそんな会社の野菜セットも一緒にやろう、ということにしたらしい。
ただしこちらはいまのところ、マルヨシ商事本社に来られるひと限定のもよう。
いずれ通販もやることになるようです。2~3人家族で一週間分くらいの量になるようです。
こういった、いままで小売業界とつながっていなかった業態が消費者向け直販をしているケースは、ぜひ応援していきたいと思います。
平井君ガンバレ!