いやーーーー大々盛況でしたね! 柴田書店「ヴィーガン・レシピ」出版記念パーティー、無事開催しました。
わたしは司会進行やってたので、以下の写真は、ことわりないものはヴィーガン料理の写真を全て撮影して下さった八田政玄(まさはる)さんに撮影していただきました。あと、SIGMA fpにマクロプラナー50mmを着けたのを、服部学園の志賀先生に「ほいっ」とお持たせしたら、バリバリ撮影してくれました。ありがとうございます。
ということで、、、関係者は早めに集合。1時間前、店のスタッフさん達がミーティング中。
バーカウンターのテーブル等はとっぱらわれて(ところであんなに多くのテーブルをどこに置いといたの!?)、広間になってます。
「今日は100人はいらっしゃると思います」
えっ!?
100人ここに入るの!?入るだけならギュウギュウ詰めで大丈夫だろうけど、立食パーティーできるんかいな、、、
たて込んでくる前に、米澤シェフのサインゲット。
ゲストの久松農園・久松達央くん、ご来場。なんといってもこのヴィーガンレシピのメイン料理といっても過言でない、カリフラワーのステーキとニンジンローストの原材料を生産している人ですからね!
このテーブルに、ウェルカムフードとしてフィンガーフードが並びます。
当然ながら本日のフードはすべてヴィーガン料理! といいつつ、後でちょっと例外が、、、(笑)
さて、続々とお客さんがいらっしゃいます。
6分くらいの入りでしたが、時間通り開幕!まずは米澤シェフからご挨拶。
「この店でイベントはよくやってるのですが、自分のことで開催するイベントはこれが初めてかもしれず、緊張しています、、、」と米澤シェフ。
乾杯の音頭は、版元である柴田書店の齋藤立夫くん。
いや、カメラマンさんがいてくれると助かる!(笑)
そして、お料理第一陣が提供されます。
第一陣は、
1、ケールサラダ クランチガーニッシュ
2、蕪ときくらげのサラダ 豆乳ヨーグルトとブラックオリーブ
3、車麩ビンダルーと赤玉ネギのアチャール
4、石坂舞茸の米粉フリット タヒニソース
5、ブロッコリーのグリル イスラエルクスクスとドライトマトとオリーブ
みなさん殺到!
さてトークショーです。この本の製作に関わった人達が登壇。
柴田書店の齋藤君のとなりが弊社の柿本礼子。本文、レシピの原稿はほぼ彼女が担当しています。
ありがたいことに奥付には弊社名とともに編集:柿本礼子がクレジットされています。本人、製作のハードスケジュールのなか、吐きそうになりながら(一度そういえばぶったおれてた)頑張ってました。むくわれましたね!どなたか、編集案件がありましたらぜひ弊社にお声がけ下さい!
そして、ブックデザインは青木宏之さん!
「熟成肉バイブル」「そばうどん」などでずっとご一緒してますが、彼のデザインは本当に素晴らしいんですよ。
「今回の本は、紙質もとてもよいのです。写真の印刷がすばらしいクオリティになっています」というとおり、本当にいい出来なのです!
そして、カメラマンの八田さん。
もうね、この人、いやんなる。格好よくて背が高くて写真最高に上手いって、あんたモテるでしょ! ジェラス!!
「八田さんの写真は素晴らしいし、仕事がとにかく早いんです。あの、料理人が一番カメラマンに求めることって、正直スピードなんです。ゆっくり撮られると「あー もうおいしくなくなっちゃってる」っておもいます。八田さんはそれがまったくない!スゴく早いのに、上がってきた写真を観ると本当にすごい!」
と米澤くん絶賛!
ちなみに柴田書店でも「この本の写真、いいよねぇ、、、」とひそひそと他の編集部の人達も言っているそうだ。八田さん、営業営業!
そしてお料理第2段!
6、かんぴょうピクルス いちごとザクロ(柿本さん)
7、ベジタブルボロネーゼのドリア カシューナッツのベシャメル(齋藤さん)
8、人参のロースト ロメスコソース(八田さん)
9、里芋のフリットとマッシュルームのロースト ピスタチオデュカ
10、 カリフラワーステーキ 自家製アリッサソース
お店のスタッフもフル回転!
この時ひときわ目を引く料理がこれ。
これがあの!
この料理です!この写真ではいちじくだけどいまは冬なのでイチゴで代用。で、このビビッドピンクのシートはなんとかんぴょう!
もう大混雑!
と思ったら、なにやらミートボールの載ったパスタが、、、
米澤シェフ、「すみません、うちのふたりの娘用です」と(笑)このあと、鶏唐揚げも出てました!
さあトークショー第2部は、、、
そう、この店のシグネチャーディッシュ(って僕が思ってるだけかもしれんけど)である、カリフラワーのステーキとニンジンのローストロメスコソースの材料となる野菜を生産している、久松農園の久松達央くん登場!
「おいしい野菜にそだてるには3つの条件があるんです。それは品種と栽培する時期と鮮度、、、」という説明をしているところ。
「米澤シェフがヴィーガンの本をつくるって聞いたとき、正直言って『あ、こいつも時流に乗るつもりだな』と思ったんですよね。けど、彼の料理を食べてかなり驚いた。野菜にはもともと官能性が乏しくて、だからこそ僕は『エロうま野菜』という言い方をして、官能的な味わいを出せる野菜をつくっているつもりだった。でも米澤シェフの野菜料理は、そこを一気に超えてきて、食べ手を圧倒する美味しさがある。考え方が変わりました。」
何度も何度も久松農園に足を運んでいる米澤シェフ。
「僕は有機肥料で栽培しているとか、そういうことで久松さんの野菜を選んでいるわけじゃないんです。食べておいしいかが一番大事です。もちろん久松さんの野菜のなかでもセレクトはしています。全てがいいというわけじゃなくて、例えば僕が選ぶのは久松さんが育てるカリフラワー、にんじん、里芋、、、それらの野菜は僕が『これは!』と思う味があるんですよ。」
「あ、なんとなく好みわかるゾ(笑)」
というような感じで、かなり盛り上がりましたね~!
11品目はデザート、にんじんのケーキ!
21時を廻り、そろそろお開きに。でもみんなまだ名残惜しそう、、、
〆のご挨拶!
「ということで、もしこの本が書店で「ビューティー&ヘルス」コーナーに並んでたら「違う違う」っていって料理書のコーナーに置いてもらうよう書店の人に言って下さいね!」
と話してます(笑)
もちろん、このヴィーガンレシピ本にはシェフのサインも入ります!
いやーーーーーー 120人ですよ120人! 厨房よくやった!
「いやービックリしました。150人分くらい用意してて、ぜったいに残るだろうと思ってたんですけど、もう料理がすっからかんです。廃棄ゼロです!」
やったぜ! それでこそサステナブルレストランの冠だ!
スタッフに加え、出版関係者も全員集合!
いや、皆さん本当にお疲れ様でした。また一緒になにかやろう!
米澤文雄シェフの「ヴィーガン・レシピ」。素晴らしい本です。みなさんぜひ手に取って下さい。電子書籍版はいまのところ出ません。それより紙と写真、デザインの相性抜群なので本を買ってください!後悔しないと思います。