博論の作業してて告知が遅くなりましたが、弊社が編集に携わったレシピ本が出ました!
ここのところ僕が惚れ込んだ青山The Burnの米澤文雄シェフが、なんと90レシピも惜しげなく披露してくれたヴィーガンレシピ本です。
青山TheBurnは、サステナブルレストランを標榜する、炭火焼きステーキを売りとする大注目レストランだ。
僕が米澤くんと出会ったのは2月、持続的なシーフードを広める活動をしている佐々木ひろこさんに「ここ、いいよ」と教えていただいて会食した。メインに出たのは僕もよく知る、新潟県のイデアル社が熟成するエイジドビーフで、とても美味しかった。
でも!
僕のハートを射貫いたのは、これまた友人である久松農場・久松くんのニンジンのローストと、カリフラワーのステーキだったのだ。
■”サステナブル”を冠するレストラン「The Burn」の、NYで鍛えた米澤シェフが繰り出す野菜料理が実に素晴らしい!ドライエイジドビーフは新潟のイデアル社が手がけた「あがの姫牛」で美味しい!今後の展開が楽しみな注目店である!
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2019/02/29773.html
あの衝撃は忘れられない。
NYの三つ星レストランであるジャン・ジョルジュで修行していた米澤くん、人種のるつぼでありさまざまなニーズを容赦なくぶつけてくるNYでは、ヴィーガン料理もリクエストされる。それに対応するため、彼はいろいろな技を学んできた。
彼はヴィーガンではない。僕もヴィーガンではない。でも、彼が作るヴィーガン料理は、本当に、肉がなくてもいいや、と思うほどに美味しかった。
この本の企画を、同席していた弊社の柿本さん怒濤の勢いで書き上げ、版元である柴田書店に提出してすぐ、版元のサイトウ君が「とにかく、そのヴィーガン料理を食べてみたいです」というので、特別に米澤くんにヴィーガン料理のみでコースを仕立ててもらった。
圧巻だった!
あの感動、みんなに教えてあげたい。野菜料理、ヴィーガン料理は、ほんとうにそれだけで五感が十二分に満足する料理体系であるということが、よーくわかったのだ。
そうしてプロジェクトは始まった。
この本にはなんと90ものレシピが掲載されている。かれは自分が持っている引き出しをすべて開けてくれたのだ!
すでにTheBurnで供されている料理も出てくるし、この本のためにクリエーションした新しい料理も多数掲載されている。
そしてそして、驚いたことに、TheBurnで大ファンの多い、ニンジンのローストロメスコソースのレシピも、そしてあの圧倒的な存在感をほこるカリフラワーステーキのレシピも、全てが掲載されているのだ!
本当に、惜しみなく自分の技術とアイデアを披露してくれている。この本、フルカラーページでこの値段、とにかく安いと思います。立ち読み厳禁、ぜひ買ってください!
そして1月15日夕刻に、この本の出版を記念して、パーティーを開催します!
もちろん料理には、いつものTheBurnの料理ではなく、このレシピ集からの料理が並ぶというスペシャル版!
■Vegan Recipes出版パーティー
http://bit.ly/34OcvEj
詳しくは上記をご覧下さい。まだまだこの本については書きますが、とりあえずはそういうことで!