小さくて超楽しいフルサイズカメラ SIGMA fp で遊んでおります。同時発売された45mmf2.8は味があるレンズで、人間の視野感覚に近いことからスナップに向くレンズ。
ご覧のようにとても小さいしね。
五反田駅前にて。こんな日常を切り取るのにちょうどいい画角です。
でもね、やっぱり広角って欲しいんですよ。ということで、おなじSIGMAの12-24mmf4を、マウントアダプター経由で装着。
デカいんですけどね、でもボディが他の重量級一眼レフカメラよりはるかに軽いため、総量としてはそれほど重いと感じないのがふしぎ。
これで事務所のある秋葉原かいわいをぶらぶら。
SIGMAPhotoProでDNGファイルからTIFFに変換。それをPhotoshopのCameraRAWで歪曲を直し、色とシャドウを持ち上げて、現像しています。
このへんのフローがもっと楽になればいいんですけどね。あ、DNGファイルだからフォトショで最初からいじることができるのだけれども、どうやらSIGMAPhotoProを経た方が、SIGMAらしい絵になるもようです。
ことわり無い限りぜんぶ広角端の12mm。12mmまで拡げられるんだからそれがいちばんでしょう。絞りは5.6。
UDXの2階遊歩道から。ご覧の通り、画面上側は晴天で、画面下方は日影という、ダイナミックレンジ上最悪な条件。さすがにこの状況だと白飛びと黒つぶれが発生します。
とはいえ、よく粘ると思います。白飛びは救えないけど、アンダー部はかなり情報が残ってる感じ。
さて、じつは撮影時にトーンコントロールというボタンを押すことで、トーンカーブをいじることができます。そこで、シャドー部を上げて、ハイライトを下げる、つまりS字カーブにしてみると、、、
おおっと、お絵かきのような非現実感のある絵になりましたね。シャドーはかなり持ち上がりました。ハイライト部の白飛びはもう少し抑えた方がいいけど、ひとつ前の写真と比べると画面右端のヨドバシカメラのビルの階調が残ってるのが確認できます。
それにしても12mmは広い、、、あ、絞りはf8です。
トーンコントロールをしないモードに戻して。fpで12mmの超広角を撮るって、なんだか非現実的です。
タテ構図にすると、これまた広大。光と影、もうちょっと大きくプリントしてもいいんだけど、面倒なのでスミマセン。
ということで、fpに45mmしかつけないのはもったいない!いろいろつけてみましょうね。