Nikon Z6 + Z50mmf1.8 1/8000 f2 ISO2500
なんかですね、最近ニコンのZ6がすげーいいと思うようになってきてるんですよ。買ってから「いい!」「いやダメ」「最適なレンズが出てこない」など、誰かと付き合うことになって味わうようなアップダウンを繰りかえしてきたんだけど、操作のクセが馴染んできたいま、かなりの部分が「すげーいい!」になりつつあります。
何がいいってやっぱりZシリーズに最適化された、最新のZレンズを着けたときの画質ですね。上の写真、高知の四国カルストの開放型牛舎にて、豪雨の中で屋内にいる柿衛門君を撮っていたときのこと。彼が外に出るので、ちょっと待ってと近寄って撮ったら。屋内の暗さに対応するためにISO2500にしていたんですね。
そのまま外に出て、雨が降ってるけど相対的に明るくなったので、シャッター速度が爆速に(1/8000)。そしたらこんな、雨粒が止まった写真になって、おもしれーっとなりました。
にしても、ISO2500ではもうノイズとかぜんぜんみえません。Zシリーズになって、しかも画素的に無理をしていないZ6だからか、高感度の強さはすげーです。ちなみに下の写真はISO10000!!!
なんか、Zになってすげーカメラが賢くなってて、ISOオートで上限を10000に設定していても、そんなに上げなくていいシーンでは自動的にISO感度がグッと下がる。昔は、シャッター速度を稼ぐことを重視するために、明るいところでもけっこうISO上げ気味にしてた気がしてて、あまり積極的にISOオートを使えなかったのだけれども、Zはかなり画質を重視してくれます。
ちなみにこの「すげーな!」は、Zレンズを装着したら、という話しです。いまのところZの単焦点は50mmF1.8しか持っていませんが、、、
ほれ、この通り。
これ、ISO25600です! 正直、肉眼の何倍も明るい。
さらに暗い方向で撮ると、さすがに画面左上の街灯が逆光になるので、画面真ん中あたりは画像処理で頑張って持ち上げてますが、この時って本当に肉眼だと真っ暗けな状況。
撮って再生画像をみて、はじめて「あっ 人が座ってる!」と気づいたくらい。ちょっとね、本気でビックリしました。
だから、とにかくZマウントレンズをどんどん出してくれるしかないんだよなー。本気で待ってます。それにしても、タムロンの90mmマクロ(SP90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD)は、もはやZシリーズには対応しないのかな。涙がちょちょ切れちゃうんだけどな。ソニーばっかりに対応しないでくれよ~!