ちょっと間が空いてしまったけれども、米澤さんと林さんを連れていった顛末!その1とその2はこちらをご参照。
専門料理9月号記事の裏側おみせします。~その1 http://bit.ly/31W92Te
専門料理9月号記事の裏側おみせします。~その2 http://bit.ly/2LkK4Gu
盛岡の朝ごはんは、やっぱり福田パンしか考えられないでしょう!
地元の中高生御用達のコッペパン!
そこに、色んな具を挟むことができるのだ。
はさめる組み合わせは通常は二種までなのだが、じつはひとつ裏技がある。それは「オリジナル野菜」という、キャベツ千切りとトマトなどのカット野菜を頼むと、それ以外に二種類追加可能なのだ。ただし、メンチカツと照り焼きチキンというような、高さのあるものを二種は挟み切れないので要注意。
僕の鉄板メニューは「スパゲティナポリタン&チキンミート&オリジナル野菜」である。まあだまされたと思って一度食べてみて欲しい。
「で、でっかいなぁ~、これ、楽しい!」と林シェフと米澤シェフも大喜び!
編集のW女史もかぶりつく!
ここ数年、ライオネルリッチーとしかみえないヒゲをはやしはじめたO山カメラマンも!
という楽しい朝食の後に、なんと食べ比べをするのです。その会場は、つい先日オープンした「filo」!
盛岡の名店ヌッフデュパプのシェフをしていた中村昌さんが独立したお店だ。来たかったんだよね、ずっと。
蔵造りの建物を活かした、シックでおちついた内装。素晴らしいじゃないですか!
ここで、岩手県内の代表的な4つの短角牛産地の肉を食べ比べる!
短角牛特有の火入れ技術を中村さんに聞く二人のシェフ!
短角にも産地別でいろいろあるだけではなく、月齢によって違いが出るので、その辺の注意点をレクチャーしてくれるのである。
さて、食べ比べです。じつは林シェフは短角牛はこれがはじめて。米澤シェフは数回扱ったことがあるけど、産地によって違いがあるということは「識りませんでした、、、だからばらつきがあると思ったのか!」と。そーなんですよ。
いやーーーーーーーーーーーー全然違う!
この日はイレギュラーな仕入事情もあって、目的の肉が来てなかったりしたんだけど、それでも「ほんとに産地によって全然違うし、細かなばらつきがあることを識っておかねばならないんだな」ということはわかってもらえた(笑)そんなん、自慢にならんけどね。
焼いてもらうだけではなく、昌さんならではの短角を使った前菜と、ヘットを使ったクラッカーも!
美味しかったですねぇ!
ここで何が話されたかというのは、専門料理9月号をご覧下さい。あ、もうすぐ10月号が出ますが、バックナンバーはいつでも買えますのでね!
この経験を持ち帰っていただき、二人のシェフは短角の料理に臨みます。
帰り道、店舗になっている蔵の横にある物置を開くと、中村昌さんがこれまでに集めた料理書がずらずらっと!
「ぼく、海外の経験とかないんで、自分がちゃんとしたフランス料理を作れてているか不安なんです。」
いやいやいや、バッチリ以上の技術だよ!
「あっ!専門料理のバックナンバーがたくさん!あと、柴田書店の単行本が多いですね!ありがとうございます!」とW女史とY編集長が喜ぶ!
貴重な初版本のサイン入りも!
盛岡の新・名店、filoにぜひ足をお運び下さいませ!
■filo
〒020-0871 岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目3−21
019-613-9005