お盆なので、なんらかの理由でいままで書けていなかった店の写真をアップする週間!
今月号のdancyuカレー特集でも、またいろんなところで採り上げられている有名店だけれども、喜多見のビートイートにはまだ行ったことがなかった。誘ってくれたのは、「カレーですよ。」で有名なはぴいさんだ。
■カレーですよ。
https://blogs.yahoo.co.jp/hapii3
僕も古くからブログを書いてきた方だと思うけど、他人のブログで定期的に読む人は数えるくらい。その中ではぴいさんは、僕がカレー食べたいと思うときに「はぴいさんなんて言ってるかな」とリファレンスにさせてもらうブログである。はぴいさんと僕のたべものやお店に対するスタンスは、おこがましいかもしれないけど、似ている部分があると勝手に思っている。そのはぴいさんと「そろそろ一緒にどっかカレー食べに行きましょうよ」ということになり、ラッキーにもご一緒させていただいたのがここ。
もはや知らない人もいないでしょう、店主ご自身が猟をする方で、自分で撃ったり、または信頼する仲間の猟師さんから仕入れたりしたジビエを食べさせてくれ、そして旨いカレープレートを供してくれるという店だ。
ちなみにこれ、店に行った時点は10月なんです、ごめんなさい(苦)
はぴいさん、僕より少し先輩です。書かれている言葉と話し言葉にまったく差違が無いところが信用できるのです。
しかもね、、、使っているカメラがマイクロフォーサーズ!
お仲間なんですよ。オリンパスE-M10markⅡ。お散歩カメラには最高です。しかも着けてるレンズがいい。単焦点で、シグマの19mmf2.8ですよ! ほどほどのF値に抑えたおかげで、こんなにコンパクトでむちゃくちゃ描写のよいレンズ。激シブといっていいセレクト!
これだけで信用できますよ、はぴいさん(笑)
この日は夜だったので、コースで予約していただいた。
最初からジビエのシャルキュトリーがどかどか出てくるのかと思ったらぜんぜんそんなことなくて、ブッラータとイチジクや、茶碗蒸しが出たりして、じつに繊細。いいですねぇ!
そして、、、いきなり来た!
鹿のロースト!!!!!
「なんか、いらっしゃるはずのお客さんが、勘違いで来られないみたいなんで、ちょっと多めに盛っちゃいました、、、」
なんてお得な嬉しい間違いが。
いやこれが実においしい。たしか本州ジカだったと思うんだけど、適度な熟成が施されていて、柔らかしっとり食感。クセもなく旨みも強くて、これなら鹿肉また食べたいとなること間違いないだろう。
はぴいさんと僕とでぺろんと食べてしまった後、鍋の用意が!(すみません、10月だったんです)。
「はーい、イノシシでーす」
来ました!これぞ味わいの深そうなイノシシ肉!
脂もちゃんとついてて、そして肉の赤熟度も高い。何歳くらいなんでしょうねぇ。おそらくそんなに年食ってない。
うーむ、素晴らしい。クセなんかまったくないよ。本当に素晴らしい。自家製のポン酢がまたおいしくてねぇ。いまのこのクソ暑い夏でもたべたいと思ってしまう。
ここにサラダ野菜をいっしょにしゃぶしゃぶしてね、と出てきたのがまたいい。
こんな楽しみ方あったんだね!
隣に座っていた素敵な女性陣の方々から「お肉、あまっちゃったんでお食べになりませんか?」という魅惑的なお誘い、、、そりゃ食べますよね!
でもね、いったことある人はご存じの通り、実はこれで終わりじゃない。
「カレー、出まーす!」
はい、カレーですよ!
いやーーーーーーー
あのですね、もうなにも書きません。素晴らしかったの!
そのお味についてははぴいさんのブログでご確認下さい。
■カレーですよ4551(喜多見 ビート・イート)「やまけんの出張食い倒れ日記」のやまけんさんと、山のお肉。
https://blogs.yahoo.co.jp/hapii3/65562045.html
いやー ジビエも旨かったけど、このカレー食いにまた行きたい!
ということで、素晴らしい店でした。
最近、猟をする女性が着実に増えている。こないだもある農林系の金融機関で、猟銃の免許を持ち撃っている若い女性とお会いした。彼女らに通底するのは、命の重さを感じつつ、その肉を食べるという行為によって、命をもらうことをしっかり身体化しているようにみえるということだ。
ビートイート、今年の冬もまた足を運びたいと思う。はぴいさん、またカレー、いきましょう!