今日はもらい物が多い一日。NHKラジオ第一放送の「マイあさ!」で毎週日曜日5:35から放送している僕のコーナーの収録に行ったところ、「やまけんさんが先日、マクワウリの話をしたから、視聴者さんからおくられてきました」と、とても綺麗なマクワウリが!
綺麗に育てたマクワウリですね、、、敷き藁をするなど丁寧に育てないとこんなに肌が綺麗にならないことでしょう。ありがたくいただきます。
マクワウリは学生時代に育てたことがあるが、実に香りのよいウリで、メロンとまではいかないけれども、実に日本的(?)なおくゆかしい甘さと香りを味わうことができる、佳い作物だ。
お送りいただいたかた(お名前などの個人情報はすべて消されて渡されます)、ご馳走になります!
事務所に戻ると、愛知県西尾市の農家である天野信久さんから、クレソンが届いていた。
クレソン! とぉっても大好きな野菜である。
生のまま口に入れると、やや後れてピリッとした辛みとほろ苦み、得も言われぬ芳香が口中に充満する。水質の綺麗なところでなければ育たないといわれるようだが、それがよくわかる味と香りだ。
生だけではない。加熱してもおいしい野菜だ。僕が愛読していた壇太郎さんの「自由奔放クッキング」に、鶏の砂肝とクレソンのスープという料理が載っていた。
たしか高校生の頃だったと思うが、さっそく作ってみた。砂肝が安く買えたので、それをコトコト煮てスープをとり、そこにクレソンを入れてしんなりなるまで結構煮て、塩で調味するというとてもシンプルな料理だったと思う。ポイントは、砂肝もクレソンもスープから取り出して皿に置き、おかずとして食べるのだ。
それが、実においしかったのだ!
茹だってくったりしたクレソンでも、あの味わいは消えずに主張している。スープもじんわりとした旨みがよく、砂肝の匂いがクレソンの香りでまったく気にならない。
いつか、綺麗な水の流れる川の側に住むことができたなら、クレソンをいっぱいに生やして、思う存分食べたいな、と思う。
天野さんありがとう、おいしくいただきます。相変わらずソニーのα7シリーズ使いのようですね。このクレソン写真はニコンZとD850で撮りましたよ~(笑)