東京では晴れ間が見える朝6時半頃、これからスターシェフになるだろうシェフ二人に料理雑誌の面々を連れて、岩手へ。ここのところ岩手ツアーをすると雨に遭う確率が高めなのだが、まあこれはこれでよし。
短角牛の取材である!二戸駅から一路・大清水牧野へ。日本の肉牛としては珍しい、放牧経験をほぼ必ずもつ牛である短角牛は、5月から11月までを牧野の上で育つ。30頭ほどの群にオス牛を一頭入れておくと、秋までの間にほぼ全てのメスに種がつくという自然交配。先日行ったフランスでは普通のことだけど、日本では人工授精中心になったので、これまた日本の肉牛では珍しいこと。
牛の面倒をみてくれている山長ミートの槻木会長が「あ、やまけんさんの牛、この子だね」と。
いなほ、すぐ目の前に来てくれてました、ありがとう! この子が僕のもつ短角牛の母牛、初代ひつじぐもの娘であるいなほです。もう5産してくれました。
「今年の2月にオスを産んだよ、またこの牛の子はでっかいよ!」と槻木会長。
それがこの子だ!
さいきんいつも強い雨のなか、岩手にいくことがおおいので、、、命名「大嵐」。
デッカく育ってください!
短角牛の生態に初めて触れた、というより放牧されている牛を初めてみた二人。
群れの中に、まだわかい種オスがいた。
なかなかシュッとした背線。
青空ひろがる牧野が最高だけれども、これはこれでよし。
瑞々しい牧野の風景を堪能しました。いなほ、大嵐の子育てよろしくお願いします。