キアニーナ牛を食べ比べる会後半。カルネヤの高山くんが、日本橋小伝馬町に開いて大好評を得ている「シシニボタン」の営業を終えてやってきた。「なんか間違えて隣のビル入っちゃいました~」いやいやいや(笑)
肉はご覧の状態に、下焼きして余熱を与えていたところ。
「あっ これね、キアニーナはもっといじめた方がいいんですよ。ドMだから(笑)」
えええっ!?
「いじめていじめて、もっとガッチリ焼かないと!」
「あと塩ですか、食べ比べですもんね、なるほど。」といいつつ本当は先に塩振っとけよという感じのニュアンス。そうだったかあー
いやーーーーここまでガチガチに表面をいじめるのねっ!
テキサスはフォートワースのB&Bブッチャーズに行った際に、記念にもらったブッチャーズナイフを使ってサクサクと肉をカットする高山くん。
ご覧の断面です。そうか、高山くんはしっかり三層作るレシピを発表している男だもんな!
さあそしてここで!
「やまけんさん、キアニーナの旨い食べ方にはね、これが欠かせないんですよ!みててください!」と!
チーズ! バサバサバサバサッと!
オリーブオイル! ダバダバダバッとぉ!
そして、、、
リモーネ(レモン)! ブシュパァっとタップリ絞ったぁ!
「もうね。ぜったいこれっす。この食べ方しないとキアニーナっぽく無いんすよ!」
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
すっげえ旨い!
たしかに、フィレンツェ周辺では、ビステッカをそのまま塩でリーンに味わいましょう、なんて人はほとんどいなくて、とにかくオリーブオイルをダバーッとかけたり、オイルに塩と胡椒を混ぜたのに肉をねぶり回して食べたり、そうそうリモーネもかけていた。そこにチーズまで与えるとはね!
しかしこれが実に絶妙な食べ方だなのだ!!!!サクサクサクッとした心地よい立った食感のメス肉に、チーズの旨み香り、リモーネのさわやかさ、そしてそれらが全部あわさったオリーブオイルが一体になり、、、なんとも絶品な肉用ソースと化している!
そうか、このサクサク食感のためには、表面はガリッと焼き、いやドS的にいじめ抜かなければならないのは道理だ。表面ガリッと、その次サクッと、そして中心はふわりと。その食感グラデーションがあいまって美味しいビステッカになるのだ! 道理!
あ、ちなみにわかる人には分かると思いますが、塩はピンクの袋。高知の塩二郎の限定♥大粒という、入手困難塩。
「えっ 塩二郎じゃないっすか!すっげーーーー!」と高山くん。
その奥のヒレ肉部分も、チーズリモーネオイルソースに浸して食べたのだが、これがまた!最高!
いやー高山くん、さすがだよ天才!
ちょうど弊社にあった「イタリア肉料理の発想と組み立て:カルネヤ流 肉の魅力を引き出すアイデアと技術」にサインを入れていただく!
もっと売れて欲しいそうなので、ぜひ肉焼き理論を極めたいみなさんお買い求めを!高山くんの肉に砂糖かけて焦げ作るテクニックとか、ふつうの人は想像つかない手法がぜんぶ開陳されている好著!
このキアニーナを食べたい方、といっても一般向けではなく業務店のみ(下のチラシの販売単位をみればわかりますが、、、)になりますが、ぜひご購入を。
窪田さん、ごちそうさま!