はい、カメラに順調にはまっていくと、カメラだけではなくレンズの沼、そしてカメラバッグ沼というのにもはまっていきます。特に仕事で撮影をする人になると、目的別・シーン別に装備が変わるため、それごとに最適化したカメラバッグ選びが必要になってくるわけです。
僕の場合、フルサイズのニコンD850とレンズ2~3本、またはマイクロフォーサーズのオリンパスE-M1markⅡとレンズ1~2本。これをそれぞれの図体に合わせたバッグに入れています。これにフラッシュとライティング用のスタンドと傘という、長ものを入れるスタンドバッグを合わせるというセットが基本。
ただねえ、困ったことに、最近フルサイズシステムもミラーレスに移行しつつあるので、揺らいでいるのですよ。ニコンのフルサイズミラーレスであるZシリーズは、ボディサイズは小さいのだけれども、レンズ自体はそれほど小さくない。また、レンズ径は82mmとか72mmとか、けっこうあるんですね。だから、バッグ全体としてはそれほど小型のものには入らない、、、
おそらくこれから、こうしたミラーレスを軸にしたバッグが出てくると思うけど、いまの時点ではなかなか運用に苦労します。そんな中、トートバッグを活用しようという試み。
カメラ用トートバッグといえば、下記エントリは2018年に書いてからというもの、ずいぶん読んでいただいているようです。
■カメラバッグ15個以上買ってきた僕がこれまでで一番いい!と思うトートバッグ型カメラバッグ。フルサイズのカメラも入るインナーバッグでなんと実売価格は5千円台!トートバッグ好きは検討を。僕はこれでスペイン~ドイツを廻ってきます。https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2018/01/29544.html
今回、これに代わる、というわけじゃないけど、新たなグッズを発見! ニコンはニコンダイレクトというブランドで、バッグメーカーとのコラボ製品などを出しているわけですが、そこにこんな製品が。
これね、このWebだけみても「いいなあ」と絶対に思わないでしょう。だってなんか、、、使用イメージわからないよねえ。ところが、いつも修理やセンサークリーニングに行っているニコン銀座サービスセンターの一階で拡げた実物があって、あらまあこれいいじゃない、と。お値段聞いてびっくりの税込2500円!安いじゃん、、、
ということで買ってしまいました。
折りたたまれているのを拡げると、、、
こんなかんじ。持ち手が下の方まで繋がっているので、強度も十分そう。もちろんこの状態ではカメラバッグにならない。ので、ロープロのノバスポルト17のインナーバッグを移植。すると、、、
こうなるのですよ!
このカメラ、両脇にもマチがあるので、かなりゆったり設計。レフ板や丸形ライトディフューザーや小物類が入ります。俯瞰するとこんなかんじ。
これだけ詰めれば少し重いけど、なんていってもカメラバッグ部が布トートで軽いので、全体的には持ち運びが苦になりません。
あ、サイズ感がわからないかもしれないので、、、
はい、こんな感じです。
ということで、ミラーレスに最適なバッグ運用についてはまだまだ改良の余地があるけど、今日もこれで神谷町方面の某有名人を撮影して参ります。