やまけんの出張食い倒れ日記

ニコンZ6とZマウントの50mmf1.8。機動力MAX、ただしAFの挙動はニコンのD系と明らかに違う。オリンパスのミラーレスとの違いについても。

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Nikon Z6+50mmf1.8

新しい道具が手に入ってルンルンしております。自宅にて、いつも美味しいドライエイジドビーフを製造している埼玉の「肉匠もりやす」より新製品が届いていたので24-70mmf4で撮影。

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ハンバーグでしょ?と思うだろうけど違います。ドライエイジングした和牛経産のモモ肉を刻んで(挽いて、ではない)軽くまとめるように捏ねた「チョップドステーキ」。

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挽き肉の製造工程を観たことがある人なら分かると思うけど、ある程度細かくしようとすると繊維を押しつぶしてしまうので肉の食感はなくなってしまう。これは肉をカットしているので、最後まで肉の食感が残る!

しかもそれをドライエイジングした肉でやっているから、うちの嫁さん、一口食べただけで「んんっ!? なにこれっ? おいっしい!!!」とビックリ。ホント、ソース要りません。

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と、ここまでは標準ズームレンズの24-70mmF4で撮影。

今朝、通勤時には、Zシリーズの標準レンズである50mmf1.8を装着して一本で撮ってみた。

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ピントについてどんな感じで動くのかを中心に。
ZシリーズもAFポイントの大きさを選べるのだが、花びらに合わせたいのでもっとも小さなピンポイントに。

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下がピント位置の拡大写真。きっちり合ってますね!

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明暗差があっても、差違の表現はスムースな感じ。目で観た感じを忠実に再現。

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ただし、下写真の画面中央からちょっと右上にある花びら(白飛びしかけているやつ)に合わせようとしたとき、なかなか合わなかった。明暗差、コントラストを検出しにくい被写体の場合にAFが迷うことはあるけれども、D850ならバシッと合わせていると思うので、ちょっと意外。

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あと、Zシリーズを手に入れた人の多くが言っていることだが、撮影後に画像が表示されるまでの一呼吸が長い。これは、ファインダーでの画像表示の品質を上げることを優先したため、過大なデータ転送が発生しているからだという。ニコンとしては光学ファインダーに匹敵するみえの良さを確保することにしたわけで、これはもう仕方ない。ただ、確かに気にはなる。

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ミラーレスカメラとしてだいぶ先を行くオリンパスのE-M1markⅡだと、こうした不満を感じたことはない。まあこの二機種を比較するのは可愛そうで、E-M1markⅡのセンサーはZシリーズの約半分の面積。情報量も違うはずなので、仕方ないっちゃ仕方ない。

Z6を使い始めて「あれっ 思ってたのと違う!」という人が多いみたいだが、それはミラーレスの洗礼をこれまで受けてなかった人達だろう。

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一眼レフ機のよさは、なんといっても撮影可能になるまでの動作の速さだ。光学ファインダーはいってみれば素通しのガラスだから、のぞけば被写体がそこにあり、まったく時間差がない。ところがミラーレスは、センサーに入った光が内部でデジタル信号に変換されて、背面液晶かEVF(電子ビューファインダー)に表示される。電源を入れてからそのどちらかに被写体が写るまでに必ずタイムラグが発生する。

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そんなこと言ったって、一秒もかからないだろ?と思うかもしれないが、使ってみるとこの一秒以内のラグが、想像以上にデカいということに違和感を覚えるのだ。とくに、一眼レフを使い込んできた人ほど。

おそらく昔ながらの一眼レフ機のユーザーほど、このタイムラグを許すことができずに「やーめた、俺はやっぱ一眼レフだわ」と戻るのだろう。

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ほかにもある。例えばレンズキャップをしている状態で電源を入れて、こうした被写体に向けてさあ撮ろうとしたとき、いきなり明るい光がセンサーに入って来ると、画面は完全に白く飛んだ状態になる。そこからじんわりと露出が最適化されて、しばらくして適正な状態になる。そうしたミラーレスならではの挙動に「なんじゃこりゃ!?」と理不尽さを感じることもあるだろう。

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まあしかし、それはそれ、だと思う。10年以上ミラーレスを使ってきている身としては、どう考えてもミラーレスの方がメリットは多いよ、と思ってしまう。それに、新マウントになって絶対的な画質はどうかんがえてもZマウントの方がいいからね。これは、ニコンの中の人達自身が、新しいシステムによって出てきた写真にビックリしているとおり。

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ということで、しばらく使い込んでみたいと思います。

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ところで、ニコン機はスマホなどとの連携に力を入れている。iPhoneやアンドロイド端末にSnap Bridgeというアプリを入れておくと、カメラとスマホの連動が可能だ。

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iPhoneにアプリをインストールして、Bluetoothでペアリングをしておく。この状態で、電源オフにしたカメラと、低電力のBluetoothでつなげたままにできるのだ。すると、撮影した画像がいつのまにか転送しておいてくれる。

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転送する画像のサイズはあらかじめ設定できる。スマホで処理する現実的なサイズである2MBが使われることが多い。Bluetoothの転送スピードはそれほど速くないため、Wi-Fi接続に自動的に切り替わったりもする。

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ただし、Wi-Fiの切り替えはちょっとクセがあって、上手くいかないことも多い。この辺は慣れないとな、、、

ということで、今のところの感想でした。

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