ニュージーランドといえば、国を挙げて酪農生産に舵を切り、乳業会社のフォンテラ社がEU圏をも席捲している。その生産方式はもちろんグラスフェッド。それも、栄養価の高いグラスを与えているわけなので、とてつもなく乳製品が美味しい。
今回、スーパーに立ち寄ってさっそく、牛乳を調達。左はわりと安価なレギュラー商品。真ん中はオーガニックでノンホモジナイズのプレミアム品。右は、ホテルチェックイン時にフロントのおっちゃんがくれた、ごく普通の牛乳。
ただし日本と違うのはすべて低温殺菌(パスチャライズ)であることだ。
飲み比べは常温になるまで置いておくのがいいのだが、そんな余裕は無いので冷たいまま。あ、グラスが二つしかないので写真は二種で。
右がノンホモなので、乳脂肪分が固まって浮いてます。青草を食べている時期のため、どちらも色合いがすこし黄色っぽい。
いやーーーーーーー
オーガニックミルクの美味しいこと、美味しいこと!
青草を食べている牛の乳は気のせいではないかと思うくらい甘い。そしてじつにじつにあっさり軽やか! すばらしい味わいである。乳脂肪分も舌に当たってサラリと粉糖のように溶けていく。
比べると、一般品二種はオーガニックに比べコクが無い。オーガニックだから美味しいといえるわけではない、と声高に言う人が多いけど、そうかねぇ?味を比べればオーガニックの方が美味しいケースの方が、僕的には多い。
ただし、いまのところ僕が美味しいと思った牛乳のナンバーワンは、イギリスです。今回で覆ることはなかった。ニュージー滞在中にもっと美味しい牛乳にあえると嬉しいね!