宮崎空港での展示は本日19時まで。お近くの方はぜひおいでください。
それにしても宮崎市田野町の大根やぐらは、最高な漬物用干し大根を生み出すために生まれた、唯一無二の存在だ。本音を言うと、僕の写真ではその迫力、美しさは伝わりきれないと思う。
だからぜひ読者のみなさんにもこの時期の宮崎へ足を運んで欲しいと思う。大根やぐらのシーズンは12月から2月いっぱいまでで、ピークは12月後半から1月中旬にかけてである。
そして、何度か記事にしてきたように田野町には「えっ!」と驚くほど美味しい食事をとれる店もある。やぐらのすぐ近くにあるホテルだってできた(ホテルAZ田野町、朝食付きで5000円で泊まれる!)。宮崎市街でなくとも、旅行者を飽きさせない自信がある。
先にランチにお薦めのさちカフェを紹介したが、次に田野町でコーヒーブレイクするならここ「豆蔵」へ。
オーガニックコーヒーの専門店で、オーナーの樋ノ口さんが自家焙煎するオーガニック豆は実に品質がよく、美味しい!しかも、志が素晴らしい。というのも、この店はちゃんとオーガニック認証を取得している。どういうことかというと、オーガニックコーヒーをオーガニックとして販売する場合、生産段階でオーガニック農法を遵守し、かつその認証を取得し、オーガニック認証のマークを貼付しなければならない。これは多くの人が知っていると思うが、厳密にはそれを販売する小売店自身もオーガニック認証を取得していなければならないのだ。ただ日本では、そうしたことはあまり守られておらず、認証を取得していない店舗でも「オーガニック」と称した製品が並んでいる。樋ノ口さんはそれをよしとせず、認定を取得しているのだ。
ハンドドリップで入れてくれるオーガニックブレンドは、いたずらに浅煎りではなく、しっかり豆のコクも味わうことができる、深めの中煎りで僕の好みだ。県外からもこの店に買いに来る客が多いらしいが、わざわざ遠方から買いに来るのも頷ける。
しかも、要予約だが、ランチを食べることができるのだ。これがじつを言うと隠れたお薦め。
オーガニックコーヒーを商う人達だから、食材もそうしたルートをフル活用した内容。
奥様が作るランチ、そしてちゃんとショートニングではなくバターを使った焼きたてパンがとても美味しい!
もちろん、食後はコーヒーを!ソフトクリームをアフォガード風にしたのも美味しい。
店主お薦めの豆はペルーモンターニャベロニカで、ほどよい酸味とコクのバランスが素晴らしい。
手づくり珈琲の店 豆蔵
宮崎県宮崎市田野町甲2877-7 0985-86-1826
https://www.facebook.com/%E6%89%8B%E3%81%A5%E3%81%8F%E3%82%8A%E7%8F%88%E7%90%B2%E3%81%AE%E5%BA%97-%E8%B1%86%E8%94%B5-135931419844491/
大根干しの作業は、畑の大根を引き抜くことから始まる。孫やその友達まで引っ張り込んでの作業。重労働だから10時と3時はかならずおやつの時間。黒沢家と中村家のお茶どきにお邪魔して、僕もご相伴にあずかる。
ぜひ、いつか田野町で逢いましょう。