やまけんの出張食い倒れ日記

アメリカのWagyuに関する記事、Yahoo!ニュース掲載。農業ジャーナリスト 山田優さんの記事で、写真はわたくしめが撮影しております。

wagyu

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181223-00010003-agrinews-ind

農業ジャーナリストの大先輩である山田優さんと二人で9月に独自取材を敢行したアメリカWagyuの記事が、Yahoo!ニュースに掲載されて、えらく読まれているようです。まずは山田さんが所属していた日本農業新聞に、軽めのレポート記事。もっともっと詳細で山田さんなりの視点から書いた記事は、媒体を変えて出ると思います。お楽しみに!

気づいた人がいるかもしれませんが、写真はわたくしの撮影。フルブライト経験者で英語堪能な山田さんにはインタビューに専念していただき、僕が写真を撮るという役割分担をしました。

僕のブログの記事はこちら。ぜひ山田さん記事と対照させながら読んでみて下さい。

■アメリカのWagyuに関する情報交換が行われる全米和牛協会という団体。
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2018/10/29692.html

■Wagyuはもはや全世界に拡がりつつあった!それはよいことなのではないか、と思える素晴らしき人達との邂逅。
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2018/10/29691.html

■アメリカの肉牛の持続可能性についての講演、Wagyu肉を使うシェフの講演そして全米和牛協会の年次総会で、日本の和牛を世界に輸出した武田正吾さんが功労賞を受賞した夜。なにより、アメリカWagyuの肉はすこぶるつきで美味しかった!
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2018/11/29704.html

■アメリカのWagyuとはどんなものか!?全米一のシャロレー種ブリーダーからWAGYUブリーダーへ転身したケビン&ジェシカ・ムーア夫妻の500haもの放牧地を観せてもらった。彼らがWagyuに求めているのは、日本の「和牛」とは別モノだと思う。
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2018/11/29706.html

■全米和牛協会の会員像。ケビン・グリフィンは、数々の企業を所有しつつ3000エーカーもの土地でWagyuの繁殖・肥育一貫経営をし、また仲間のためにと畜施設まで建ててしまった。こういう成功者たちがノンホルモン・放牧肥育の牛肉をアメリカで作っている。 その1
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2018/11/29713.html

■Wagyu生産者であるケビン・グリフィンは、数々の企業を所有しつつ3000エーカーもの土地でWagyuの繁殖・肥育一貫経営をし、また仲間のためにと畜施設まで建ててしまった。こういう成功者たちがノンホルモン・放牧肥育の牛肉をアメリカで作っている。 その2 グリフィン家にてサンデーランチをご家族といっしょにいただく!
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2018/11/29714.html

ちなみに、僕の友人も含め、この記事にSNS上で「嘆かわしい」「問題だ」という趣旨の反応をしている人もいる。海外にWagyuの血が広まってしまったことをどう考えるかはとても複雑な問題だ。

Yahoo!ニュースのコメント欄にもさまざまな意見があふれている(興味深い)。

でも、すでに拡がっているものを止めることはできない。とすれば、日本としてどんな次の一手を打つべきなのか、ということを考える必要がある。それについて、もちろん僕も考えるところはあるのだけれども、それはまたの機会に。