マレーシアに来ています。こちらでは朝からカレーが当たり前!?
ホテルでの朝食は、まずは山盛りの野菜から。
その後、順当にカレーに進みます(笑)だってインド系のカレー三種、マレー料理系のカレーが2種も出てるんだもの。
マレー系(手前)はチキン、赤いのがサンバルソース。奥のインド系はナスのカレー、豆のカレー、ジャガイモのカレーとすべてベジタリアン仕様。豚肉はコンチネンタルコーナーにも並んでおらず、肉ものは全ての宗教で禁忌でないチキンだけだ。そう、多くの民族がごっちゃごっちゃにいるこの国では、料理にもその対応がせまられる。日本も見習わないとね。
さて、本日はマレーシアとシンガポールで青果業のビジネスをゼロから構築してきた藤生さんと廻る。
藤生さんのビジネス開拓の物語についてはまた時間をとって書きたいと思うが、本当に頭が下がる。
まったくつても何も無いところから、海千山千のこちらの青果商や小売業者のバイヤー達と渡り合うところまで構築してきたすごい人だ。
またこの件についてはしっかり書こうと思う。
さて、カレーのことです。
クアラルンプールの伊勢丹がある、ということは目抜き通りと思われるところから歩いて10分程度のところ、、、裏路地を抜けていくなあ、と思っているうちに、ここどこ!?的な感じになってくる。
「なんか、さっきまで銀座みたいなところにいたのに、いきなり下町に出ちゃったって思うでしょ?そうなんです、マレーシアはまだこんな感じなんですよ」と藤生さん。
こんなところの美味しい店、とてもひとりで見つけることはできん!
と、歩くうちに、、、
「あれです、ナガサリ!」と!!!ナガサリカレーハウスと書いてますね。
なんか、カレーという呼称はヨーロッパがつけた名前であって、現地ではカレーではないということは承知しているのだけれども、ローカルなお店自体がそう称しているので、まあカレーでいいんだなという風に思うわけであります。
圧倒的にローカルな人しか来ていない店です。
メニューがですね、ちょっと信じられないほどページがあって、インド、マレーシア、インドネシアのそれぞれの料理が載っているというカオスぶり。でもベースはインドらしく、「ナンが美味しいんですよ!」とのことである。
ここからはタクシー移動なので安心してタイガービールで乾杯!
結論から言いますとここのカレー料理がことごとく旨かった!
インドネシア風、サンバルシュリンプ。サンバルソースがベースとなったエビの煮込みだが、そこまで辛くはない。タマリンドが効いているようで酸味が食欲をそそる!
インド風のチキンマサラにベジタブルマサラ。
いやー最高な風景です。
それに加えてイカのペッパーフライと、、、
これなんだったっけ?なんか魚のブラックペッパー炒め!
実はすでに14時くらいになっていて、すでに8000歩くらい歩いていたこともあって、天国の光景です。
いただきます!
もうごちゃごちゃ。ケイオス!でもそれぞれのカレーと料理が全てきちんと違う味付けになっていて、それぞれ主張して、またミックスされて、最高に美味しい!!!
ガーリック・チーズ・オニオンの三種のナンも到着。
三人でヤバイヤバイと言いながらひたすら食べてしまいます。
いやー本当に素晴らしい。日本支店を出して欲しいぜナガサリ!
マレーシアのカレー事情は、いろんな文化が混ざっているだけに、カレーも多種多様。一つのレストランで全てのカレーが美味しいってなかなか難しい気もするけど、難なくそれをクリアしている店が、ローカル向けにはあると言うことだろう。
よそ行きの味ではなく現地の味!最高でした。
「じつはですね、この近くに住んでた時期があるんですよ。その頃はよく通いましたね~!」という通り、店の人からもVIP扱いされていた藤生さんでした。いい店に連れていっていただきありがとうございました!