古くからのブログ読者さんなら、これをみて「懐かしい~!」と言ってくれると思う。そう、このブログを書く中で出会って、製品化して販売までやった伝説の商品「なんばんの粕漬け」。関連エントリが多すぎるので、その衝撃的な出会いと商品化してからのものだけ置いときます。
その後、なんばんの粕漬けを作っていた農産グループ「まあどんな会」は発展的に解消していまはない。まさに商品化の前後にリーダーとして活躍していた佐藤洋子さんは、いまは自宅を民宿「山野草」にして、お父ちゃんと一緒に仲良くお客さんを迎えている。
ここ、お父ちゃんと洋子さんが栽培した野菜や山野草の料理、そしてお父ちゃんが打つ山形そばをたらふく食べることが出来る、マジで超お薦めの民宿だ。お父ちゃんのそば打ちは、僕が足繁く通っていた2005年あたりは湯ごねだったが、いまは腕が上がったのだろう(笑)、水でつないでいて、実においしい。
その洋子さん、ぼちぼちなんばんの粕漬けもまた作ってみようかねぇ、と言っていたので、商品MDのお手伝いをしている横浜の酒販店「吉祥 KISSYO」グループに「これ、売ってみません?」と提案したのだ。
先日、バイヤーさんから連絡がきて、「店頭に並べ始めました!」と。
ということで、横浜在住のみなさま、ぜひお買い求め下さい。最初のロットは昨年から漬けていたなんばん(山形は白鷹町の地トウガラシ)の在庫が少なかったこともあって、50本程度。あとは夏を越さないと補充できましぇん。それに、売れなかったら次はないかもしれません。
このなんばんの粕漬けのオリジナルさ、美味しさは一口食べればわかる。白ごはんを用意して、最初は箸の先にほんのちょびっとつけて口に運び、その意外性の大きな味わいを試してみて欲しい。
「これを一口食べると、口の中が退屈しないよぉ」
と試食させてくれた洋子さんのあの時の印象そのままだ。辛い物好きはぜひ、一度試してみてくれっ!
※KISSYO SELECT トレッサ横浜店など、店舗はいくつかあります。