まだ手元に届いて外に持ち出していませんが、気になっている人もいると思うので速報。レンズメーカーのTAMRONから登場した70-210mmf4。標準ズームを持っている人が望遠を欲しいと思ったときにまず購入を検討するのが70-200mmという焦点域だろう。このレンズはその望遠端を10mm長くしたもの。この10mmをどう評価するか、が購入のひとつのポイントになるだろう。
このレンズのF値は4.0。もうひとつ上のクラスになるとf2.8という明るさになるが、グッと重くなり、かつググッと高価になる。もちろん僕も純正の70-200mmf2.8VRを持って居ます。でも購入してから数えるほどしか持ち出していないというのが実情。なぜかというと、1.54kgと重いから。僕のスタイルだと、望遠側を無理して伸ばすよりも、フラッシュや他の小物、単焦点レンズを持参する方に重量をふりむけてしまうのだ。
でも、F4なら800g前後になることが多い。ニコン純正の70-200F4も軽量。でもf2.8もってるしなーと思いながら買わずに居て、でも結局重くてf2.8も使わないという日々が続いていた。
そこに発表されたのがこのレンズだ。このレンズは望遠端がちょっとだけ長い210mm! 10mmなんて誤差範囲だよ、と言う人もいるだろうけれども、本当にそうかな。俺には、10mm違うというのは明らかな違いであって、純正ではなくTAMRONを選ぶ大きな理由になりました。
しかもこのレンズ、寄れる。AF-Sニコン70-200f2.8VRは1.4mmで、もうちょっと寄りたいと思うことが何度もあったが、TAMRONは最短撮影距離が0.95mmなのだ。
ということで、発表されてからすぐに予約を入れて、発売とほぼ同時に購入した。すでに実売価格も手頃な値段(8万円台)になってますね。20万円以上するf2.8と比べるととても買いやすい。
タムロン 70-210mm F/4 Di VC USD (Model A034)※ニコンマウント TA70-210DIVCUSDA034N | |
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まだ外で使っていないから真価は分からないけれども、いやこれはかなりよいかもです。
筐筒が長いのは仕方がないけれども、F4なので前玉が大きくなく、スリムだ。
まったくクセのないデザイン。フードも付属しているけれども、ここではレンズをみせるためにかぶせてません。
ちなみに、AF-S24-70mmf2.8と比べると重量は24-70のほうが重いです(笑)
さて、まずチェックしたかったのが、望遠端の210mmでどの程度よれる写真になるのかだ。ということで、オージービーフのマスコットちゃんに登場してもらうことにした。
はい!
むちゃくちゃ寄れますねぇ、、、そしてこのレベルになるとF4でもすばらしくボケますね。
次に、小皿に紅茶の茶葉を盛って。ちなみに紅茶は奈良県の月ヶ瀬健康茶園のべにふうき。すばらしい味と香りの紅茶です。
あれ、もっと寄れる?
寄れた!
なんか、、、
すごい世界観だな! ほとんどマクロじゃないか!?とは言いすぎかもしれないけれど。
ちょっとすごいですね。これで料理を撮ったらどうなるのだろうか。
これからはこのレンズを持ち歩いてみようと思います。
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