講演一本話してきました。夜の予定までつかの間の休息。さて、新しくデジカメを買いました。といっても現行の一世代前のモデルですが、パナソニックのGF-9。このカメラ単体でみると普通の大きさに見えるかも知れないけど、ものすごーくコンパクト! 超ド級カメラであるSIGMAのsdQuattroと比べるとこんな感じ。
ま、sdQUATTROやD850は超高画質なのででかくていいのですが、バリバリに撮ることがわかってる時なら頑張ってもちあるこうという気になるけど、ふだんの日は軽いカメラが欲しいもの。
じつは、OLYMPUSからPENの新しいモデルが出るのがわかっていたので期待していたのだけれども、OLYMPUSって軽いカメラを出さないんだよね。完全にマーケティングを間違っていると思う。ということで久しぶりに浮気をしてGF-9を買ってしまいました。マジで軽い!
このGF-9の次の機種であるGF-10が先日発売されたのだけど、自撮り機能を強化しただけで、それ以外はすべてGF-9と同じとのこと。だったら9の方がいいやと思って買ったらなんとレンズ2本ついて5万円台後半。安い!これ、お勧めですよ。
パナのカメラもOLYMPUSとおなじマウント規格であるマイクロフォーサーズなので、レンズはお互いに共用できます。だからレンズは買わなくてもよかったのだけど、オリ以外のレンズも気になったので、フィッシュアイ8mmf3.5と42.5mmf1.7を買ってしまった。一番手前の小さな標準ズームレンズと、右真ん中の標準単焦点25mmf1.8はGF9についてくるのです。
それにしてもレンズも小さい!一番奥にあるのはフルサイズ用レンズで、これまだ素晴らしい切れ味を誇るSIGMAの35mmF1.4ART。ARTシリーズのなかでは小柄なレンズだけど、マイクロフォーサーズと比べると巨大に見えてしまう。
ソニーのαシリーズはフルサイズセンサーなので画質的にもボケの質もよいと思うけれども、レンズはどうしても大きめになってしまう。マイクロフォーサーズは比較的高画質なコンパクトカメラとして生き残っていくでしょう。
GF-9の購入検討時に迷ったのは、外部のフラッシュを同調発行させるためのホットシューをもたないこと。その代わりに内蔵フラッシュがある。僕は内蔵フラッシュを撮影で使用することがないのでホットシューがあってほしかったけど、小型化のためには仕方がない。
その代わり、このフラッシュの光に反応し、追随して発光してくれるスレーブ機能を持つフラッシュを使えば、ライティングも可能だ。何枚か試しに撮ってみた。
GF-9 42.5mmf1.7
ライティングできるじゃん! めでたしめでたし!
ただしGF-9はこの小ささに収めるために通常とは違うシャッター構造を持っている。マニュアルでフラッシュ撮影する際、なんと1/50という低速のシャッタースピードまでしか同調できない。まあライティング撮影では問題にはあまりならないのだけど、うっかり動く被写体を撮るとこんなふうにぶれてしまう。
だから、頑張ってとまって撮る必要があります。
けど、僕の苦手な自然光で撮っても、それなりに綺麗に写ってくれる。
なかなかよい。ということで、明日からの北大にも持って行きます。まだ札幌は寒いんだろうなぁ。
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