京都の丹後半島にある宮津にて、地元の飯尾醸造が昨年に開店したイタリア料理店「アチェート」。近くの福知山に仕事ができたので、前泊してディナーを食べに行った。
イタリア人的日本人である重もこの地になれたようで、この辺りの温泉にはほぼ全部つかったとのこと。また、イノシシやシカなどの解体施設も見つけ、都市部からすると法外に安い価格で売っていることに衝撃を受け、買い占めたり(笑)ということを趣味的にしているらしい。
シチリアのガルバンゾ豆の粉を捏ねて揚げたものにイカ墨のラグーを載せたアミューズ。
ホウボウのカルパッチョ、リモーネの果汁で。あれ?重の得意な、シチリア風前菜盛り合わせじゃないの?
ある意味、王道のイタリアンなのだけれども、ここでこういうの食べられるのは新鮮。ホウボウの鮮度、味わい素晴らしい!
こちらはカワハギで。手前のソースはもちろん、カワハギの肝ソース!ほぐし身にしたカワハギの潔い身肉の味と肝の濃厚なソースのマッチングが素晴らしい!
なんだなんだ、いつものシチリア風の豪快で、ブンブン振り回すようなパワフル料理ではなく、実に繊細で美しい皿が出てくるじゃないか!
次、ケールとシカ肉のサラダ。サラダ?
これがまた、繊細にシカ肉を美味しく食べさせる一皿になっている。煮込んだシカ肉(腕かな?)を薄く繊維をほぐすようにカットし、飯尾醸造のお酢(イチヂク酢かな?)で柔らかな酸味をつけて食べやすくしている。こんなに上品なシカ肉、地元の人は驚くだろう。いや実際、丹後の果実農家である白岩くんはビックリしてた^_^
続きます。画質悪いと思うけどiPhoneより。