耳ざとい方ならもう情報キャッチして食べに行っていると思いますが、カルネヤとカルネヤサノマンズの総領であられる高山シェフが、新しい店を出店しました。
このこと、「熟成肉バイブル」の出版打ち上げの席で聞いていたのだけど、その時はマジで驚きましたね。だって、7月に移転した事務所が前に入っていたビルの横の横の物件なんだもん！ そこに入ってたラーメン屋がいきなり閉店したと思ったら、その後に入るのだと。本気で、変な巡り合わせに笑いました。
で、おくればせながら行ってきた！
びっくりしたのは、高山シェフ自身がこの店に立っているってことです（笑）なにやってんすかー
お店の場所とかは、情報社会ですし、ググってください。sisi煮干啖（シシニボタン）というお店です。
名前から分かる通り、煮干しをフィーチャーしたパスタの店です。えっ 煮干し？と思うかもしれないけど、じつはここしばらく、高山シェフは煮干しにご執心。ドライ英二どビーフにも煮干しだしを合わせていたのですよ。あ、そのレシピも、「熟成肉バイブル」に掲載されています。
入店すると券売機。はい、ここはとにかくパッと出てパッと食べてパッと出るというスタイルですので、これでいいんです。
パスタは「にぼたん」「ペペロンにぼたん」「トマトにぼたん」の三つ。それに各種トッピングとなります。いやー、ラーメン屋っぽい！^_^
店内にはホールの女性と料理人、と思ったら、ここで高山シェフだと判明したわけです。マジかよ〜
カウンターには煮干しを鷹の爪で炒めたようなカリカリのものが。反対側には唐辛子がいっぱい入ったオリーブオイルが。
ちなみに、イタリアマニアック食材商社である登馬商事の二人も。これで全メニュー食べられます！
券売機に「にぼ吸い」とあったので、何かと思いながらそれも注文。
なるほど、煮干しスープでありますな。
でもこれが素晴らしくクリアな味のスープ！魚臭さは全くありません。イタリアのブロードを引く技術を総動員してるのでしょう。海苔の風味で潮っぽさを味わうくらいな感じです。
と、味わっているうちに、にぼたん登場！
ちなみにこれは中盛り。かなり、盛りは良いですよ！
低温調理した豚の薄切りが二枚乗ってるのも、なんかラーメンを思わせるプレゼンテーション！
いや、マジでこれがうまい！実はこの店にはいくつかの秘密（でもないか）があって、この麺、極太パスタなのだが、某メーカーの乾麺なのだ。それなのに、五分経たないうちに出てくる。もちろん茹で置きではありませんよ。
もちもちした食感に、煮干しをペーストにしたような、旨味ソースがみっちり絡んでいて、これははじめての味わいですな。
ドライエイジドビーフに煮干しが合うねといろいら試しているうちに生まれた新メニューなのだそうだ。
「この唐辛子オイルかけるとうまいっすよ」とのことだか、たしかに香りがすごい！ただし辛めなので、弱い人はご注意を！
トマトにぼたんも美味しい。けど、オレ的にはノーマルにボタンがいいですね。トマトが入ると、煮干し感が少し薄れるような。
おっと、移動中なので、また書きますね。
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