昨日、おそらく写真をご自分でも撮られる方(いいカメラリュックを背負っておられました)が来て下さり、「撮るべきものが決まっている、伝えたいんだという気持が伝わってくる写真です」と言っていただきました。ありがとうございます、そうですね、僕は撮りたいものがかなり決まっていまして、、、
■写真展「大根百景」 http://islandgallery.jp/14961
たべものの生産過程には、とても美しい光景がたくさんあって、僕は仕事柄そういうシーンに触れる機会が多々あるわけです。それは、なんとも日本人らしい勤勉さ、緻密さから生み出されるものが多い。それらは最終的に商品としての食品になってしまうのだけれども、その前の製造過程にむしろ、美しさがあると思うんですね。
そこには人が介在している。また、その地域にしかない、製造にまつわる習慣が文化といえるまでに昇華されているというのを、僕は「すごいなあ、きれいだなあ」と思って観てきました。それは、たべものに人一倍関心をもつ僕だけが「きれいだなあ」と思っているだけかと思っていたのだけれども、ブログの反応を見る限りにおいては、そうではない。多くの人が美しいと思ってくれるかもしれない。
ということが写真を撮る原動力になっています。
たべものが食品になる前の姿。地域の文化としての光景をぜひ観に来て下さい。
ギャラリーは銀座と日本橋の間にあります。銀座からなら、和光と三越を背中にして、首都高のガードを越えてそのまま日本橋方面に歩くと、通りの左側に明治屋スーパーが見えてきます。それを超えて3つ目の信号を左へ入り、50メートル先のビルの地下がギャラリーです。
日本橋からだともっと近い。書店の丸善側から中央通りを銀座方面へ。エクセシオールカフェの角を右に曲がって50mです。
東京駅の場合は、八重洲南口から徒歩5分くらいでしょうか。
では今日これから家を出て、13時半くらいから在廊します。ぜひ大根の風景を観に来て下さい!
※差し入れを持ってきて下さる方もいらっしゃるのですが、もうすでにギャラリーのバックヤードにたくさんのお菓子などをいただいており、消費しきれません(嬉しいけどもう無理)! なので本当に手ぶらでおいで下さいね。