カレーが好き。もっとも好きなカレーをあげよと言われると、出会いの衝撃もあって大阪のインデアンカレーだが、味としてもっとも好きなのはデリーのコルマカレーということになります。初めて食べたときのインパクトっつったらなかった。こんなにもリッチで香り高く、食べて半日以上、胃からせり戻ってくるスパイスの香りだけで満足が続くカレーもない。
昭和31年創業のデリーはいま、三代目の田中源吾社長が切り盛りをしておられる。僕も店だけではなくdancyu祭りなどで、店ではたまにしか出ないポークビンダルーカレーを食べに行ったりと課外活動もしているが、やはり湯島店・銀座店・そしてのれん分け店だが新川店のコルマが大好きで、回遊してきた。
そうしたら、、、ブログ読者さんでもあって、熊本出身でHACCP等、食品製造時の衛生マネジメントのコンサルタントをしておられる上田さんと知り合った時、「デリーの工場の指導もしているんですよ」とおっしゃるので、いつかぜひ田中社長とカレーを!ということになったのだ。
そして実現! もー天にも昇る心地。場所は、ファンならみればわかりますね、銀座店でございます。
上田さんと出会えて佳かった!(笑)
田中社長、とても愉しいお話しをされる方で、デリーのカレーにまつわるエピソードからカレー界の裏話まで、実におもしろいお話をして下さった!
ちなみに、この日のランチは田中社長がご馳走してくださった!ひえええええ
僕らは欲張りセット(好きなカレー二種にタンドリーチキン、サモサ、パパド、チャパティ、ライス)だったが、社長は「僕はインド。ごはんにキャベツ載せてね」という実に渋い選択。
田中さんインドなんですか!?と驚くと、「うん、ここんとここれにはまってます。美味しいんですよ」と。インド食べなくなってしばらく経つ。デリーマニアはだいたい、激辛のカシミールカレーかコルマカレーの派閥があって、たまにドライカレーみたいな感じで分布する。インドカレーがいいっていうひと、初めて見たかもしれない。
ちなみに同席していた、上田さんの同級生でコピーライターのそうしろさんは、「カシミール一筋40年」だそうだ。
注文はなんとカシミールの「ベリーホット」。僕には想像できません、、、そこまで辛い物好きではないので、カシミールはちょっと遠慮したい、、、ちなみにそうしろさんはサントリーの「天然水の森」プロジェクトのコピーライトをした方だ。
僕はコルマポークに今月のカレーであるタイカレーのセット。美味しゅうございました、、、なんてお得なセットなんだ!
いやー やっぱり出会いは嬉しいものですね。一番左は日本全国スギダラケ倶楽部という杉材を使っていくプロジェクトを進めている若杉さん。
出会いを作ってくれた上田さん、田中社長、ごちそうさまでした!至福!