前職の会社にいる年下の友人が、「嫁さんがイタリア食材にかかわってるんですが、いちど食べていただきたいと」ということで、モッツァレッラとオリーブオイルをいただいた。
ラ・フィニーチェという水牛のモッツァレッラはカンパーニャで作られており、チーズ工房の人達が水牛の飼育もしているそうで、自分のところで飼養管理をしているから、搾乳してから2時間以内にチーズにするのだとか。
その後輩君から注意点として「冷たいままじゃなくて、ぜひ湯煎して温めて食べて下さい。抜群においしいですから!」といわれたので、教えてくれた通りその袋のままで低温の湯でじんわりあたためる。
ほっかほかになって、プリッと可愛らしいチーズだ!
そんで、このモッツァレッラにぜひこのオイルを合わせて欲しいというのが、その後輩の嫁さんがかかわっているイタリア料理研究家さんのご家族が作っているというエクストラバージン。
ヴァッローネ一族が手摘みで収獲したオイルをコールドプレスしたものだそうだ。
ほんとにこのおっちゃんが搾っているとのこと!
せっかくなので、そのままいただくのと、ちょうど会津の南郷からおいしそうなトマトが届いていたので、バジルの葉はジェノバペーストで代用して、カプレーゼみたいにしていただく。
おいしい!
あたためたモッツァレッラ(しかも水牛!)の活性化したモチモチ感、歯を絶妙に押し返してくるのが心地よい。そして豆腐が好きな日本人なら誰でも好きであろう、この豊かながら淡麗な風味。オリーブオイルもこれ、日本人好みの穏やかさがあって、個性の強いとげとげしいオイルではない。
さいきん、目の前でモッツァレッラを捏ねて作ってくれるレストランもできて、日本のチーズ文化が前進しているようにも思うが、あとはやっぱり水牛の乳を使うかどうかだよね。とおいしいモッツァレッラを食べると思ってしまう。
ちなみにこれらの食材は下記で買うことができるという。あ、でもモッツァレッラはいま品切れらしい。
■チーズ専門店 ランマス
http://www.lammas.jp/
T川君、ごちそうさま!