みてください、すみれちゃんのさの萬熟成ロースです。
明日開催されるシュングルマンでの「すみれちゃんのお肉を食べる会」用に、骨付きロース二本を熟成していたうちの一本。シュングルマンで使用する分をカットしたあと、余ったのはうちに送って下さいと言ったら、けっこうなキロ数が送られてきました。
もう一本、さの萬さんの熟成庫にしばらく置いておくのだけれども、残念ながらこれは一般販売はしない予定です。販売するとしても100g2500円くらいになっちゃう。それでもうちの社員たちはホクホク顔で買っていきましたが、、、(多少の社割あり)
さの萬さんの熟成庫の状態はいま最高潮によろしいようで、包みを開けるとキャラメルのような甘い香りが一面にただよう。肉が冷えているとあまり香りがしないものなのだけれども、こいつはもうなにもしなくても脂が溶け出てる!という感じ。
まあごらんのとおりの脂の付き方です。未経産のメスを30ヶ月齢も、餌を与えつつ肥育すると、こうやって脂が増えていく。歩留まりが悪くなって格付けがBやCに落とされてしまうので(すみれちゃんはなんとC2です)、誰もやりたがらない。けどね、やっぱり長く引っ張った方が赤身の味も濃くなる気がするよ。きっとすみれの肉を食べた人はみな無意識に感じていると思うけど。
ということで、明日開催の食べる会に来るひとは、イヤと言うほどこれを食べられる。愉しみにしておいて下さい。