コンサル先の展示会で講演をするため、北九州は小倉にいます。飛行機に乗ろうと事務所をササッと出て、リムジンバスに乗った瞬間に「あ、、、ジャケット忘れた」と気づく。本番は明日だからとポロシャツを着ていたのがまずかった!
仕方がないのでジャケットは現地調達ということで、Twitterにどこか買えるところないかとポストしたら色んな情報をいただきました。皆様に感謝。無事、ユニクロでコンフォートジャケット買いました。
そのTwitterの中で@ragazza103さんが「練乳たっぷりのロールパン、サニーパンもよろしければお試しください。シロヤベーカリーさん名物(小倉駅裏、リーガロイヤルとは反対側を降りて右手です)」とおっしゃる。なぬ?それは食べに行かなきゃ、、、
ということで、行ってきました。シロヤベーカリーは北九州を拠点に数カ所に展開するベーカリー、その名物がサニーパンというロールパンで、その中に練乳が練り込まれているという。
さっそく買って(サニーパン3つときな粉ドーナッツ)ホテルでおやつ。
パンの表面はわりとカリッと水分が飛び、かために焼成されている。で、気になるのがその表面に、糖分がカピーッと張り付いた感じの筋がついてて、パンの入ったポリ袋の中もうっすらネトッとしたものがついている。
練乳か、、、
おもえば子供の頃、練乳ってのはご馳走でしたね。家でかき氷をやるときとか、いちごを食べる時におもむろに母が、缶詰に入った練乳をもってくる。カキッと缶切りで穴を二つ開けたのを傾けると、ツーッと白いねばっこい流体がかき氷やイチゴに流れ出る。この、ちょっとずつしか出ないのが実になんというかもどかしく、前面にかけたい!と思うのに、母は「はいもういいでしょ」ととり上げてしまうのである。
それはもう至福の味であった、、、
その練乳がいやというほど入ってると言うから期待していたのだが、一口目は残念なものだった。
とくに練乳感、ないよ。パンもわりとパサッとしてるし。まあ、こんなもんかと思いながら中心部にかぶりついた。
瞬間、練乳爆弾が炸裂した。
どうやらこの空洞、パンの生地が練乳を吸ってトロトロになった状態のようなのだが、これがもう練乳のマグマ。甘いトロトロなんですよ。その甘さたるやむちゃくちゃ暴力的!
こ、コーヒーくれ、、、 と唸ってしまうほどに甘いっ! バニラの香りが心地よくて、つい母の目を盗んでバニラエッセンスの瓶から直接、舌にエッセンスを振ったときのあの後悔(笑)と同じレベルである。こいつはすげー。
つまり、このパンは端っこの練乳があまり絡んでない部分がとても重要な存在なのだ。中央部だけ食べたら高確率で死ぬ。凍死ではなく糖死ですな。だから、端の部分と中央部の練乳マグマ部分をどう口中でミックスするかが肝だとみた。
いや、素晴らしい。ひとつ70円と安いので、北九州にきたら小倉駅降りてすぐのシロヤでこいつを買ってからホテルにチェックインするのがいいですな。
その他、西鉄ストアにて夜食を買い込む。
九州といえば鶏めし。
そしてどこの売場にも並んでいた、この辺ではメジャーなのかな、じゃこ飯。
山椒の実とジャコを炊いたのがご飯にさっくり混ぜられている。
そういうわけで北九州上陸です。
情報をくださった@ragazza103さん、ありがとうございました!