2010年、東日本大震災の前年に、陸前高田の広田湾という、築地市場でも高値で取引されるブランド牡蠣の産地を訪ねたエントリを覚えておいでの人もいるだろう。その主役が、殻付き牡蠣の出荷を始めて実現した千田勝治さんだ。
■広田湾の殻付き牡蛎は日本最高峰の美味しさ!中でも千田勝治さんが育てた三年ものの牡蛎は大ご馳走だった!
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2010/02/1844.html
おーーーー懐かしい! この可愛らしいお孫さん(娘さんじゃないよ)はもう小学生だそうだ!うわー可愛いだろうなぁ、会いたかったなあ。
その千田さん、もちろん震災の津波で全て流されてしまったのだが、力強く復活をしているという話しだった。八木澤商店の河野会長が「やまけん、宮城の牡蠣もいいけど、広田湾のもちゃんとみてけ!」とおっしゃるのである。そうですね、いかなければ!
すこし内陸に移転し復活したキャピタルホテルからの風景。まだまだなにもない。
広田湾へと進む。
ここが、震災後に新しく建設された漁港の牡蠣処理施設だ。
いまはここで、3人の息子さんが中心となって牡蠣の作業をしている。
ここが、殻付き牡蠣の処理施設。
そこへやってきましたドン・千田さん!
あまり変わってない!じつは、震災の余波でご家族を無くされたり、おつらいことが多々あったそうだ。それでもバイタリティがものすごい!
それにしても広田湾の3年ものの牡蠣のデカサはやっぱりハンパでない!
まるまると肥えて、厚みがすごいことになっている!
えーっと、これいっこで腹一杯だよ、、、
牡蠣の殻剥きにはベトナムからの研修生も来て、一生懸命にこなしてくれている。
みなさんにまた会えてよかった!
三陸の牡蠣は、もしかすると震災前よりも美味しくなっているかもしれない。それは本当のことだったりする、、、
10月からのシーズンを愉しみに待とう!