そう、今年は岩手県の短角和牛の世界で、大いなる変革がはじまります。ただ、それについて多くはまだ語れないのだけれども、ひとつ言えるのは「美味しくなります」ということ。実は短角牛ほど難しい肉もなくて、産地によって味がばらつき、しかも、たまにだけど一般的に言って美味しくないものが出てきたりすることもあったのですね。
それを解消する第一歩の取り組みが始まります。完了までは3年くらいかかると思うけど、やりますよ~
で、今年はひさしぶりに岩手県とがっぷりよつで仕事をします。9月あたりから東京でいろいろやりますので、シェフのみなさん、ぜひ一緒に遊びましょうね。
それとはまた別のはなしで、今朝は岩手県東京事務所のお二人が来社。一人は元大阪市長だった橋本さんにちょっぴり似た(ちょっと太めだが)川原君と、そしてお懐かしや、鈴木さんだ!
鈴木さんは、仲間内では伝説となっている、消費者やシェフを岩手県北部にバスツアーに連れて行きますよ企画の責任者だった方だ。
■岩手県北を巡る旅 二戸市・久慈市で雑穀・短角牛・ヤマブドウの生産現地に足を運ぶツアー 大盛況! 現地の人達と消費地の人達のふれあいは、やっぱり「何か」を生むのだと実感した2日間だったのであった!
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2008/10/1518.html
あれからもう8年か、、、しみじみ。
そんで、このお二人が来るので、じゃあ短角牛を出してくれる店でランチ。人形町の人気ピッツェリア、ピッツア・ダ・バッボである!
この店のシェフである岩瀬君がなんと岩手県久慈市出身!
なので、メイン料理には短角牛を率先して使ってくれているのだ。
ちなみにこの店、石窯がものすごく大きい。そこで焼くピッツァも美味しい!上はチーズなしのプッタネスカ!
ランチタイム、女性率多し! みなさんナポレターナが人気。
この日の短角牛は岩泉のもの。メスなので、リブロースだが版が小さい。でも、かなりいい焼き加減です。極端にレアっぽくしあげる店が多いんだけど、短角はミディアムレアが美味しいと思います(個人的感想ですが)。
ということで、人形町で短角牛をたべたかったらぜひこの店にどうぞ。ピッツェリアだからピッツァしかない、ということはありません。岩瀬君はピッツァは焼かずに、その他料理を引き受けています。素晴らしい腕の持ち主です。
岩瀬君、ごちそうさまでした!