チョウザメ視察を終えた後、熱血漢鳥山さんが「おし、まだちょっとだけ時間の余裕あるから、坂農苑にいこう!」という。坂農苑(さかのうえん)は、昨年のこの時期、おなじようにいちごの村田農園の感謝際に向かう途中に寄らせていただいた、6町歩もの広さでブルーベリーを栽培する、全国でもトップレベルの経営である。
「いやいや、あのときはまだブルーベリーの走りの時期で、ぜんぜん実力でてないときだったんだよ!いまならぜったいに旨いから!」
というのだが、はたして!?
それにしても筑波山をのぞむ茨城の風景もまたよし。
そして、もしかしたらここはお城!?というたたずまいの坂家へ。
今回は、良品工房・ニッコリーナの白田さんも一緒です。
「あれからいろいろ商品もリニューアルしましてね。業者を変えたり、味をかえたりいろいろやってます」
と坂さん。
ブルーベリージュー酢(笑)は、黒酢の仕入を変えて、飲みやすくしたそうだ。たしかにスッキリ飲める味に!
そんで、本題のブルーベリー。
「やまけん、これが最盛期のブルーベリーだよ!去年のはね、まだぜんぜん味が乗ってなかったの!これ食べて!」
習ったように、この大粒のを、1粒ではなく複数粒で食べる贅沢。噛むと、昨年のとは段違いにジューシーで、じゅばっと果汁が弾ける!そして、、、じつにおくゆかしく甘い!ショ糖の甘みではない、奥行きのある甘さである。そして香りが強い!
たしかに昨年と全然違う!
坂さんがわれわれのためにとっておいてくれた8カップ分がすぐさまなくなってしまった!
「じゃあ、農園に行こうか!」
とあの6町歩ものブルーベリー農園に移動。6町歩というの100m×100mの升が6つ分ということです。そんな規模で、しかも出荷をして営利生産しているブルーベリー経営は日本でも数少ないのです。
さて、畑に着くやいなや、とうの坂さんよりもすばやくブルーベリーに駆け寄り、実をむしり取る鳥山さん。女性陣から「森のクマさんがブルーベリーを食べている光景にしか見えない」という一連の動きをご覧下さい。
鳥山さん、、、(笑)
さて、ブルーベリーがたわわに実る光景を、しばらくおたのしみ下さい。カメラはニコンD800、寄ってる写真のレンズはタムロン90mmマクロの新版、超広角の写真はSIGMAの20mmf1.4。
こうして、うららかな6月の空の下、時が過ぎていくのでした、、、坂さん、ごちそうさまでした!