明日のカンブリア宮殿はぜひ観るか録画をお薦めしたい。僕がずーっと仲良くさせていただいている、宮崎の村岡浩司さんが登場するのだ。
ここは浩司さんが宮崎市の繁華街であるニシタチで経営するダイニングバーCORNER。こんなかっこいい空間をプロデュースする人かと思ったら、実はこの人の本拠地は、、、なんとここ!
そう、お寿司屋さん! 宮崎市民なら識らぬものの居ない、元祖レタス巻きの一平寿司の社長さんなのです。
ちなみにレタス巻きとは、エビにたっぷりマヨネーズをつけて、レタスと一緒に海苔で巻いて食べる寿司なのだが、この一平寿司が元祖であること間違いなし。しかも、日本で初めてマヨネーズを寿司に使った店でもある。といっても、できあいではありません。この店では特製マヨネーズを自分の店で毎朝作って使用しているのだ。
こんなふうにマヨネーズを、、、
ぐりっとな!
このマヨネーズ、じつをいうと、単体でなめてもちっとも美味しくない。ところがエビにつけてレタスと酢飯、そして醤油と合わせると最高に旨いのだ!
ホイッと巻いて、、、
ほれっ! じつはこの巻き方にも秘伝があるので、途中の重要な部分はぬかしました(笑)。
通常はこのようにカットして盛り込まれて出てくるのだけれども、一番美味しいのは巻いてもらったのをそのままカウンター越しに手で渡してもらい、食べること。海苔がパリパリのまま食べられるので、最高なんですよ。これはお願いしないとできませんので注意。
さて浩司さん、この一平寿司に飽き足らず、いろんなことをやってます。まずタリーズコーヒーの宮崎で一番最初のオーナーに。スタバ上陸後も、タリーズのほうが人気が高いという状況が続いています。
そしてもうひとつが、今回のカンブリア宮殿でフィーチャーされるだろう、九州パンケーキだ。
このパンケーキミックスは、徹底的に九州の素材だけで作られたパンケーキミックス。
ここまで徹底しているのは、類似品が多くなったいまも、みることがない。中規模の製粉会社を巻き込んで実現した素晴らしい製品。その製粉会社も、当初は及び腰だったのに、いまでは「九州パンケーキを見習え」と会社内で言われているらしい。
浩司さんの痛快なところは、アメリカで暮らしていたこともあっての語学力を活かし、海外に羽ばたいていることだ。じつはこの九州パンケーキ、台湾の台北で大ヒット中!開店してから半年経っても行列ができているという。浩司さんにそのことは聞いていたのだが、先日、妻がお母さんと台湾に旅行したときに店に行ってみたら、本当に行列で入れなかったという!ホンモノですよこれは、、、
だから台湾ではいま、「九州」という言葉が流行っていて、一種のブランドとして受け取られているそうだ。そう、日本のなかで九州は独立国的なブランドを立ち上げられる可能性がある地域だと思う。だって、九州全域でいえば、米小麦野菜果物水産物牛豚鶏その他穀物に油脂に茶など、全てが揃うんだもの!しかも北海道のように冬に雪に閉ざされて何もできないということもない。
さて、番組では村岡さんの熱さがちゃんと引き出されるだろうか。楽しみにしてますよ浩司さん。