dp3qattro 1/100 f8 ISO100
あるパンフに掲載する用の瓶の撮影をしたので、ついでに(といってはなんだけど)、最近更新されたSIGMAのdp3qattroのファームウェア1.03がどんな風に変わっているのかをチェックすることにした。
ということで、商品画像そのものは載せられないので、手持ちで、黒締め用のケント紙とかレフとかも除去した状態で撮りましたので、写り込みとか綺麗じゃないし水平もとれてませんがご容赦。
まず、ファームウェアをSIGMAのWebからダウンロード。
いったいどんな風に変わっているかというと、下記の模様だ。
Ver.1.03
- ・ホワイトバランスの精度の向上を図りました
- ・色再現性の向上を図りました
どんな風に向上しているか、SIGMAが用意しているサンプルを観ると、なるほどそれまでのファームとちょっと違うような気がする。青空の描写をみると、以前は黄色かぶりがあったのが、新ファームでは青が青、白が白になっている様に見える。
じゃ、実際どうなのかということで、オートWBにした状態でフラッシュを用いて撮影。
ちなみにセッティングは上からトップライト一灯、背景の白飛ばしに一灯、そして正面右から一灯の三灯だ。
まずはファームアップ前。一切補正を加えずSIGMA Photo ProでTIFF書き出し後、photoshopのCameraRAWで書き出ししている。
ファームアップ後。
※手持ちなので多少画角が変わっちゃってるのはゴメンナサイ
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やっぱり! ファームアップ後は、すこし寒色系に振れている。というかおそらくこちらが正しい色再現なのだろう。
ただ、ちょっと感触過ぎるので少し調整。
使うストロボの光質にもよるとおもうけど、僕が使用しているのはちょっと青かぶりがあるので、色調整はどっちみち必要。それなら前のファームでもいいじゃんという話ではあるけど、ストロボを使用しない場合はきっと恩恵が多々あると思う。
明日から、SIGMA社に縁の深いところを廻るので、それを検証してきたいと思います。