日本を代表するスパイし関連メーカーは何社かあるが、そのうちの一つであるマスコットフーズの社長さんと知己を得ることができたことは以前に書いた。僕の著書をお送りしたところ、なんとマスコットフーズが小売店頭で販売している「印度の味」シリーズの主立ったものが送られてきたのである。
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実ははずかしながら、「印度の味 中辛」以外は買ったことがなかった。その印度の味中辛も、それだけでカレーにしたわけではなく、自己流のカレーにうま味を足すために複合調味料として使うというものだった。
しかし!
今回、意を決して送っていただいた印度の味「だけ」でチキンカレーを作ったところ、、、すっげー美味しいじゃないか! ということがわかり、これまでなんて無駄をしてきたんだと思ってしまった。だって、完成された味なんだもん。自己流のカレーで複雑化するよりも、この瓶詰めの力を信じるべきであった、、、
で、まだ試したことのなかった味、「ポークビンダル」である。
瓶詰めのカレー製品というのはかなり難易度が高い。というのは、スパイスを完全に殺菌消毒するのが難しいからだ。レトルトにしちゃうのはそのためだ。レトルトの高圧殺菌だと菌を皆殺しにできるけれども、その分、どんなレトルトもほぼ同じような味になってしまう。
でも、この印度の味シリーズは小売店に並んでいることからも、安全性が信頼できるレベルにあるわけだ。これはすごいことだと思う。だってレトルトより断然、味わいが厨房でつくったカレーに近いものになるからね。
さてそのポークビンダル味も、つくり方は簡単。瓶のペーストを鍋に入れて、空になった瓶に水を入れて蓋をしてかき混ぜて、瓶にへばりついたペーストをとかし、その水を鍋へ。これをもう一度くり返す。そこに豚肉を入れて20分ほど煮込めばいい。
とレシピには書いてあるが、ポークビンダルの豚肉は大きい塊がホロッととろけるのが好きなので、僕は別途タマネギと共に塊の肉を炒めて軟らかく煮ておいた。これを、瓶二本分の水分に調整し、ペーストを入れて煮るという方法を採った。
いや、、、
すっげえよ、ポークビンダル!
タマリンドだろうか、酸味がビッと効いて、そして激烈にシャープに辛い!
その味のバランスが完璧である。このポークビンダル、店で食べてるかのような味わいである。写真では香菜とショウガのみじん切りを添えているけど、そんなのなくても大丈夫。マジでうまいです。
そしてもう一つ、これは買おうとも思ったことがなかった一品。
四川の味!
こんなのあったの!? と思ったが、マスコットフーズが出すんだからね、おそらくこれも凄い仕上がりなんじゃないでしょうか。
つくり方はカレーペーストと基本は同じだが、まずは豚挽き肉と長ネギのみじん切りを炒め、そこに瓶の中身をあけて水を加え、軽く煮て完成だ。
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
うまいっ!
これもかなりハードに辛く、そして花椒の痺れも軽く効いている!
我が家はかなりはまりました、、、
ちなみにお値段はその辺の安いクックドゥとかとは一線を画す価格で、だいたい600~700円で売られている。けれどもね、これはリーズナブルだと思うよ。豚挽き肉150gと豆腐二丁で600円くらいか。1500円程度でたっぷり二人分(僕のような食べ方じゃなければ三人くらいはいけるかも)をまかなうことが出来る。しかもこれ、化学調味料を使っていない(酵母エキスは入ってるらしいが、裏面表示をみたら良心的なことがわかる)。
一も二もなくお薦めする! うちはまた買いますよ、絶対。ということで一報でした。
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