やまけんの出張食い倒れ日記

5年ぶりに本を出します! 「激安食品の落とし穴」 通常よりも安くて、しかもよいたべものなんてありはしない、その安さには必ず理由がある!消費者がよりよくたべものを選ぶためのガイドになればと思います。お弁当、惣菜、ハムソー、納豆・豆腐、たまご、ハンバーガー、調味料などなど。

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前著「日本で一番まっとうな学食」から5年、ようやく書きました、、、この間、いろんな編集者さんに「本書きましょ」といっていただきながら、ひとつも結実しなかった。フンドシを締めなおして臨んだのは初めてのKADOKAWA。編集者のA田さんの熱意にやられました。

ちなみに「激安食品の落とし穴」というタイトルは、私がつけたのではありません。今回は、色んな意味で版元の意向を取り入れたつもりです。僕が100%自由にできるなら、もうちっと違うタイトルにする。少なくとも「激」という言葉は使わない(笑) けれども、僕の感覚よりも、出版社の肌感覚を信用してみたということです。

それと、こうしたタイトルだとおそらく反射的に「食品の安全性についての話が中心だろう」と思われるかもしれません。

が、しかし!

「激安食品には●●という物質が含まれていて、身体に悪い!」

とかいう、飛びつきやすい話しはほぼ出てきません。食品の安全性よりも、価格がどのようにつくられるのか、その価格で誰が困り誰が得をするのか、その安い価格で何が失われるのかという話しが中心です。

激安食品の落とし穴

激安食品の落とし穴 山本 謙治

KADOKAWA/角川学芸出版 2015-10-24
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